前走は鼻差・辛勝の◎エイシンレジュームだが、抜けだすと気を抜く面があることを踏まえ、追いだしをギリギリまで待った結果。３着以下には７馬身以上の差をつけていたうえ、重馬場とはいえ走破時計も開催ナンバー１。同じく重馬場だった翌日の２勝クラスより速い。ここにきて地力を強化していることは間違いないが、２走前から着用したブリンカーもばっちり利いているのだろう。

　コンスタントに使われているものの、調教では長めからしっかりと追われて粘り強い走り。体調に陰りは見られない。以前はキックバックを嫌がる仕草を見せていた一頭だけに、ごちゃつかずに運べる外枠も好都合。突出馬不在のここなら昇級でも即通用する。