1回2回開催小倉芝1200mにベストな調教内容は最終追い切りが栗東坂路で4F目最速ラップを踏むか、最終追いが小倉ダートでラスト1F最速ラップを踏むこと。これに次ぐ、ベターな調教内容は追い切り本数が多い調教タイプに該当するか、最終追いが栗坂で2F目13.5秒以下をマークすること。2022年2月27日の下関S(3勝)は最終追いが栗坂で4F目12.5秒の最速ラップの標準多め坂路だった単勝29.8倍(11番人気)が1着でした。
　2021年の巌流島Sが1、2、3着すべて追い切り本数の多い調教タイプ。雪の影響を受けて、馬場の傷みが広範囲にわたってきた今年は2年前の調教適性が最重要になると判断します。
　◎クリノマジンは標準多め坂路。最終追い切りは栗東坂路で2F目以降が13.5秒、12.5秒、12.4秒で4F目最速ラップ。後方から大外一気ばかりが決まるような馬場だと、2F目に速いラップを踏んだことはプラスになりませんが、この枠順なら、うまく立ち回って、最後までしっかり脚を使う、そんなイメージです。
　○ドグマは乗込併用。最終追い切りは栗東坂路で4F目12.2秒の最速ラップ。この距離で安定した結果を出せるようになりましたし、それでいて、調教量がしっかりしているなら高い評価をすべきでしょう。
　▲ジャカランダレーンは標準多め坂路主体。最終追い切りは栗東坂路で2F目以降が13.0秒、12.5秒、12.5秒。加速はしていないものの、減速もしていないだけに、前走よりも前で流れに乗ることができれば。
　あとは1回2回開催小倉芝1200mにベターな調教内容にダブル該当した14。1回2回開催小倉芝1200mにベストな最終追い(栗坂)でベターな最終追いにも該当した3。1回2回開催小倉芝1200mにベターな最終追いで1回2回開催小倉芝1200mに良績残す音無厩舎で勝負調教に該当した4。1回2回開催小倉芝1200mにベストな最終追い(栗坂)で1回2回開催小倉芝1200mに良績残す池添厩舎の11。トラックのダブル最速で1回2回開催小倉芝1200mにベストな最終追い(小ダ)に該当した17。