冬開催中京芝2000mにベストな調教内容は追い切り本数が標準以上の併用系統の調教タイプに該当すること。これに次ぐ、ベターな調教内容は最終追い切りが坂路馬場で4F目最速ラップを踏むこと。2021年12月18日の2歳未勝利は標準坂路主体で最終追いが栗東坂路で4F目12.2秒の最速ラップを踏んだ単勝4.7倍(2番人気)が1着でした。
　◎アイコンテーラーは標準多め併用の最終追い切りが栗東坂路で4F目12.2秒の最速ラップ。4F時計56.7秒はこれまでにないくらい遅い数字ですが、むしろ前半をゆっくり走ることができたと解釈すべき。今回の出走メンバーなら、単騎逃げも楽でしょうから、前半を追い切りのようにスローに落としてしまえば、あとは後続に追いつかせない脚力を使うことができます。
　○バジオウは標準併用の最終追い切りが美浦坂路で4F目12.9秒の最速ラップ。枠順を考えると、こちらが番手だと思っていますが、むしろハナを主張していったとしても好走できる調教適性だと思います。
　▲プログノーシスは標準多め坂路主体。11月24日の栗東坂路での追い切りでは4F52.4秒で自己ベストを更新。まだまだ上昇気配の調教内容ではあります。
　△アスクワイルドモアは標準多め併用、☆ダンディズムは標準多め坂路主体、注イクスプロージョンは標準併用で調教タイプが評価できます。
　注ハヤヤッコは最終追い切りが南Wでラスト1F最速ラップでトラックのダブル最速、1週前追い切りは国枝栄厩舎の勝負調教に該当しました。注ワンダフルタウンは最終追い切りが栗東坂路で4F目12.7秒の最速ラップを踏んで、坂路のダブル最速に該当。あとはトラックのダブル最速に該当した注コトブキテティスと注ソフトフルート。