秋開催東京芝1600mにベストな調教内容は最終追い切りが南Wでラスト1F最速ラップを踏むこと。これに次ぐ、ベターな調教内容は最終追いが坂路馬場で4F目最速ラップを踏むこと。ただ、雨の影響を受ける馬場になると、併せ馬での「先着」という前向きさが調教適性として重要になることを示したのが、2020年のサウジアラビアRC。1着は最終追いがCWで併せ馬先着、2着は最終追いが栗東坂路で併せ先着、3着は1週前追い切りが南Wで併せ馬先着という共通点がありました。
　◎ドルチェモアは最終追い切りが栗東坂路。2歳未勝利に先行する併せ馬でしたが、一杯に追う相手に馬なりで先着。これが須貝尚介厩舎の勝負調教に該当しています。4F目最速ラップを踏んだことは調教適性に該当していますし、秋開催東京芝1600mには過去3年で単勝、複勝ともに回収率が100%を超える須貝厩舎。そもそも2020年の1着馬が厩舎の先輩ですし、1週前追い切りのソダシとの併せ馬での動きを見ても、ここに必要な前向きさはきっちりと見せた調教内容だと思います。
　○レッドソリストは最終追い切りが栗東坂路。4F目最速ラップを踏むことこそできませんでしたが、古馬2勝Cに先行して先着。4F51.1秒は自己ベストを更新するスピードですし、北海道でうまく調整できなかった前走から栗東へ戻ってあらためて。
　△フロムナウオンは2週前追い切りの南Wでの併せ馬がシュネルマイスター相手に絶好の動き。1週前追い切りは少し物足りなさも感じましたが、最終追い切りの動きが再び抜群。南Wでラスト1F最速ラップを踏むことができていますし、前向きさという意味では高い評価ができます。
　あとはトラックのダブル最速で秋開催東京芝1600mにベストな最終追いに該当した4。トラックのダブル最速で秋開催東京芝1600mにベストな最終追いで秋開催東京芝1600mに良績残す木村厩舎の5。坂路のダブル最速で秋開催東京芝1600mにベターな最終追いで栗坂4F時計自己ベスト更新の8。秋開催東京芝1600mにベターな最終追いで清水厩舎の勝負調教で栗坂4F時計自己ベスト更新の3。秋開催東京芝1600mにベストな最終追いに該当した1。