秋開催中京ダート1400mにベストな調教内容は最終追い切りが坂路馬場で1F目と2F目区間と2F目と3F目区間で1秒以上加速するラップを踏むこと。これに次ぐ、ベターな調教内容は最終追いが坂路で3F目以降12.9秒以下のラップを踏むこと。9月11日の3歳上1勝クラスは最終追いが栗東坂路で最初の区間が1.1秒、次の区間が1.3秒の加速ラップで3F目以降が12.1秒、12.9秒のラップを踏んだ単勝16.2倍(6番人気)が1着でした。
　◎カセノダンサーは最終追い切りが栗東坂路で最初の区間が1.4秒、次の区間が1.1秒の加速ラップで3F目以降が11.9秒、12.8秒。一気に加速して、4F目の減速幅が大きくなった印象ですが、その一気に加速することが重要なコース。4F52.3秒は自己ベストを更新していますし、スピードも1勝クラスで足ります。
　○シホノディレットは最終追い切りが栗東坂路で最初の区間が1.8秒で次の区間が1.4秒の加速ラップ。3F目以降は12.1秒、12.4秒ですから、減速幅はさほど大きくありません。よって、1400mが長いというわけではないと思うだけに、ダートなら巻き返し可能でしょう。
　▲ケルンコンサートは最終追い切りが栗東坂路で3F目以降が12.4秒、12.2秒。4F目最速ラップで坂路のダブル最速にも該当。1週前追い切りは栗東坂路で4F50.6秒で自己ベストを更新しているように、スピードタイプは間違いありませんが、直近1年の中京ダート1400mに単勝回収率218%の森秀行厩舎でもあり、距離延長は問題ありません。
　あとは秋開催中京ダート1400mにベターな最終追いで村山厩舎の勝負調教に該当した5。トラックのダブル最速に該当した3。