馬ノスケの予想
| 7マスカレードボール(1人気) | |
| 4ソールオリエンス(12人気) | |
| 3ジャスティンパレス(8人気) | |
| 6ブレイディヴェーグ(4人気) | |
| 9ミュージアムマイル(3人気) | |
| 11シランケド(6人気) |
【ご注意】予想の転載はお控えください
| 着順 | 印 | 馬番 | 馬名 | 人気(単勝オッズ) |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 7 | マスカレードボール | 1人気(2.7倍) | |
| 2 | 9 | ミュージアムマイル | 3人気(7.4倍) | |
| 3 | 3 | ジャスティンパレス | 8人気(20.4倍) | |
| 4 | 11 | シランケド | 6人気(10.7倍) | |
| 5 | 2 | アーバンシック | 11人気(28.2倍) | |
| 6 | 13 | メイショウタバル | 5人気(8.6倍) | |
| 7 | 12 | セイウンハーデス | 10人気(27.7倍) | |
| 8 | 5 | タスティエーラ | 2人気(6.6倍) | |
| 9 | 14 | クイーンズウォーク | 9人気(25.1倍) | |
| 10 | 6 | ブレイディヴェーグ | 4人気(7.7倍) | |
| 11 | 10 | エコロヴァルツ | 13人気(89.4倍) | |
| 12 | 1 | コスモキュランダ | 14人気(117倍) | |
| 13 | 8 | ホウオウビスケッツ | 7人気(14.6倍) | |
| 14 | 4 | ソールオリエンス | 12人気(50.3倍) |
| 券種・買い目 | 組み合わせ・点数 |
|---|---|
| 馬連(通常) |
3−7
1,500円
|
| 馬連(通常) |
4−7
700円
|
| 馬連(通常) |
6−7
2,000円
|
| 馬連(通常) |
7−9
1,500円
払い戻し :1,500円x9.1倍=13,650円
|
| 馬連(通常) |
7−11
2,300円
|
| ワイド(通常) |
4−7
2,000円
|
| 合計 | 10,000円 |
| 払い戻し金額 | 収支 |
|---|---|
| 13,650円 | +3,650円 |
〇天皇賞秋の傾向
天皇賞秋では、後半の直線で持続的な末脚を発揮できるトニービンの血が活躍傾向。
昨年の1.3着馬、2年前の1着馬、3年前の1.3着馬、4年前の1着馬がトニービンを持っており、トニービン持ちが4年連続の勝利。
この4年間で好走馬12頭中6頭と半数が保持しているので、注目の血統と言っていいだろう。
【トニービン持ち】
アーバンシック
ホウオウビスケッツ
マスカレードボール
ミュージアムマイル
◎ 7マスカレードボール
トニービンの影響で伸びのある脚を使える父ドゥラメンテ。
そこに母系でディープインパクトやDancing Braveといった末脚の質を更に補填した血統構成。
ベストで言えば、もう1〜2F距離が伸びた方が良いが、末脚の質とその持続力から東京2000mという舞台では疑いようがない。
また、姉のマスクトディーヴァが秋のローズSから頭角を現してきたように、父系に同じトニービンの血を引くマスカレードボールも成長力に期待できるだろう。
前走のダービーではクロワデュノールに負けてしまったが、逃げ馬が後続を大きく離す展開で、通過5F60.0秒、クロワデュノールで60.6秒。その後も緩んでいるので、後続の先行集団はかなりのスローペースで恩恵が大きかった。
結果的に先行した馬が1.3.4着と結果を残した中で、当馬は唯一中団外からの差し競馬で0.1秒迫る内容を消化しており、内容で言えば一番強い競馬をした。
あとは古馬との地力関係のみだが、ダービーの内容からも勝ちに一番近い存在。
〇 4ソールオリエンス
パワー豊富なキタサンブラック産駒で、古馬になってからは重馬場の宝塚記念で好走しているように、東京の末脚比べでは劣る印象は仕方ない。
ただ、現在の東京はスピードに加え、パワー&体力質になっており、Sadler's Wells系でもスピードを伝える母父MotivatorやNijinskyなど、血統的には今の馬場にフィットする印象もある。
なお、先週のアルテミスSでは、当馬同様に母スキアをもつフィロステファニが好走。土曜の東京ではSadler's Wellsの血を持つ馬の好走が目立っていた。
近走振り返ると、2走前の大阪杯は後方大外から上り最速の脚を使えているし、前走も脚を伸ばして6着とまだまだ走れる様子。
昨年もキレで劣ったし、東京では足りない。という点でまず人気はしないので、馬場と血統面+広いコースという点から一発あって良さそうな大穴候補。
▲ 3ジャスティンパレス
父ディープインパクトのキレと、母パレスルーマーの体力を長所にもつステイヤー。
当然東京2000mは短いわけだが、2年前2着、昨年4着と広いコースで長く脚を使うことには長けているので、毎年差し遅れ気味にしっかり脚は使って来れている。
特に昨年は追い出し詰まり加速遅れたので、スムーズなら前は捉えられていたし、前残りの展開不利も響いた形で、着順は度外視できる内容。
昨年以上のメンバーが揃った印象も、この馬の脚力なら馬券内争いラインまで突っこんで来れる。
△ 11シランケド
母父ディープインパクトや、Secretariat≒Sir Gaylordによるしなやかな末脚を使えるデクラレーションオブウォー産駒。
体力や末脚の持続力に加えパワーもある、総合力の高いタイプで、2000m前後なら安定したパフォーマンスは出して来れるだろう。
前走は今年からハンデ戦ではなくなった新潟記念で、メンバーレベルも高く、負かした2着馬は次走菊花賞1着、3着馬は京都大賞典1着と強く、特にルメール騎手の好判断でポジションを取りに行った2着エネルジコを、上り最速で差し切った内容は高く評価して良い。
秋の東京は特に欧州血統が活躍している点もあり、少々血統傾向は違うが、近走の充実度と総合力の高さは侮れない。
△ 9ミュージアムマイル
リオンディーズ産駒はパワー豊富で距離もあまり伸びないタイプが多いが、当馬は母父ハーツクライっぽさがあり、タフな馬場だった弥生賞でパフォーマンスを落としているように、あまり父リオンディーズっぽさがない。
ただ、キンカメ×ハッピートレイルズなら中距離内回りがベターで、前走のセントライト記念や皐月賞を勝っているように中山の方が合う印象。
ダービーでも後方から上り3F34.1秒と、前にいたマスカレードボールに0.4秒劣る内容で、ラスト1Fの伸びでもエリキングに劣っていた。
これらの点からしても、東京で長く脚を使う形は向いていないと考えられる。
ただ、ダービーよりも短い2000m方が距離適性は高いので、総合力の高さを考慮して抑えておく。
△ 6ブレイディヴェーグ
ロードカナロア×ディープインパクト。母系にはミュージカルウェイを持つなど、溜めて末脚の爆発力を活かすタイプ。
3歳時に距離延長したエリザベス女王杯を勝ち切っている通り、基本的に軽い高速馬場で、脚が溜まる中距離戦向きなので、東京2000mはベストに近いと考えて良いだろう。
あとは地力でどこまでかだが、適性面の高さで抑えは必要と判断。
適性チャート