◎インプレスは中山グランドジャンプでも本命にした馬。当時も書いたことですが、以前はハミにもたれて走るところがありましたが、そういった部分が解消されつつあった前走。初めての中山でも馬券圏内を確保する走りでした。その後は2戦2勝である新潟の舞台を求めて、ここ目標の調整。佐々木晶三厩舎がJRA全10場制覇にリーチがかかっている状況でもあり、ここへ全力調整。CWでの追い切り本数も山のように積んでおり、1週前追い切りはCWで15.6秒、15.4秒、15.0秒、13.9秒、11.4秒、11.0秒。新潟記念に出走しても評価したくなるような素晴らしいラップを踏んでおり、最終追い切りもきっちりとラスト1Fが最速になるラップを踏みました。調整に関してはやれるだけのことをやり尽くした感じですから、あとはレースで良い結果を待つだけです。
　○ヒートオンビートは今年障害に転向して、3戦2勝の1落馬。前走新潟でのレースは強い競馬でしたから、ここを目指すのは当然のことでしょう。過去3走の調整よりも併せ馬を強化して、今年一番の状態になっていると推測できます。2022年に新潟記念へ出走して5着。夏開催の新潟への対応力もありますし、インプレスの最大の敵はやはりこの馬です。