※著書「有利な馬がすぐわかる 競馬場コース事典」引用

 

 

想定されるバイアス

・コース＆馬場：外有利

・展開：スロー

・決着時計：遅い

→凍結防止剤の影響が早くも土曜から出ており、既に時計や上りの掛かるタフな馬場状態。体力の要求値が高く、踏み荒らされた日曜は更にパワーが要求されるイメージ。スムーズな外枠の好走も目立っており、狙いは体力豊富で馬格の大きい外枠。

 

 

◎　14アクションプラン

リオンディーズ産駒らしく、揉まれない外枠でパフォーマンスを上げるタイプ。

タフな馬場も苦にしない馬で、大幅に上りが掛かるタフな競馬になった立志賞（2勝クラス）では、先行馬が崩れて差し追い込み馬有利なバイアスを先行押し切り。

バイアス有利のミスティックロアに対し0.6秒差付ける圧勝は強いの一言で、今回も同様に時計や上りの掛かるタフな馬場状態＋外枠を確保したので条件は揃った。

好位集団外で立ち回り、コーナーでジワジワ外から押し上げて4角先頭から押し切る競馬を期待する。

 

 

〇　15ハビレ

条件問わず安定して脚を伸ばして来れるタイプで、パワーダートも対応可能。

今回昇級初戦になるが、実力馬は長欠明け、人気のアッシュルバニパルは東京の上り勝負で高いパフォーマンスを発揮してきたので、軽い中山ならともかく、今のタフな中山に替わるのは課題。

他がパフォーマンスを落とせば連まで食い込めて良い。

 

 

☆　4オーロイプラータ

終い堅実なタイプで、時計の掛かる差し追い込みバイアスが出ている今のタフ馬場は歓迎。

内枠からの運びは鍵となるが、内枠確保の際はいつも後方から大外に出して追い込んでくるので、特に枠は気にしない。

 

 

△　9ヴァンヤール

もともと切れのある末脚を使えるタイプではないが、馬齢と共にスピードは落ち、近走はテンのスピードも衰えてきた印象。

ただし、これまでの実績だけで言えばメンバー上位で、時計や上りが大幅に掛かる今の中山はこの馬にとって確実にプラスとなる。

妙味も貰えるので、念のため抑えておきたい。