2023年1回中京開催を参考にした新春開催中京芝2200mにベストな調教内容は追い切り本数が標準以上の併用系統の調教タイプに該当すること。これに次ぐ、ベターな調教内容は最終追い切りが坂路馬場で4F目最速ラップを踏むこと。
　◎ハヤテノフクノスケは調教タイプが軽目併用。休み明けで追い切り本数は少ないわけですが、12月31日の栗東坂路での最終追い切りは4F目11.8秒の最速ラップを踏み、ベターな調教内容には該当しています。ただ、ベストではなくベターを優先評価したのは12月26日の1週前追い切り。CWでの3頭併せで、さすがにラヴァンダには先行して遅れたものの、古馬1勝Cには追走して先着。これに最終追いが栗坂2F24.3秒マークが中村直也厩舎のVSOP(非常に優良な追い切りパターン)に該当。12月22日の栗坂では4F51.4秒をマークしていたり、追い切りの質が高いことが優先評価の理由になります。
　○ナイトスラッガーは調教タイプが乗込併用。1月2日のCWでの最終追い切りは前半部分でちぐはぐラップはあるものの、ラスト3Fが13.7秒、11.8秒、11.7秒と優秀なラップの踏み方。前走のようにトラックのダブル最速には該当しませんでしたが、それでも評価します。
　▲マイノワールは12月31日が最終追い切り。栗東坂路で3F目以降が12.5秒、12.3秒で4F目最速ラップを踏みました。2F24.8秒と速い時計での坂路のダブル最速ですから、その末脚は注目です。
　あとは新春開催中京芝2200mにベストな調教タイプに該当した10,6。新春開催中京芝2200mにベターな最終追いで杉山厩舎のVSOPに該当した7。新春開催中京芝2200mにベターな最終追いに該当した8。