15:40発走 / 芝1600m (右 外 D)
7回 京都 6日目 サラ系2歳 オープン (国際) 牡・牝(指) 馬齢 16頭
今年は京都開催の為、過去のレース傾向等は使えないため、今年ならではの予想をしていきたい。阪神開催であれば実力通りの決着になると思われますが、京都開催であれば紛れは出てくるだけに穴でも舞台に合いそうな馬をピックアップしていきたいところ。
※コース特徴はマイルCSの時の物を引用します。不要な方は飛ばしてください。
【コース特徴傾向と想定レース展開】
京都競馬場1600mは2コーナーを左奥に伸びたポケット地点からスタート。
そのままバックストレッチから丘越え、3〜4コーナーを下りながら通り直線というワンターンコース。
ラップ傾向としてもスタートから3F目からはペースが緩みがちで、スローからの下り坂からの一気のスパートでロングスパートの4F戦や上り3F戦になる事が多い。
スタートからバックストレッチ3コーナーまでは712mほどあり、位置取りはさほど内外の有利不利はないが、上り坂は息を入れたいだけに、位置取り争いはあまり激しくはならないことが多い。
京都の外回りコースは3コーナー入り口から高低差3.9mの丘越え。
残り1200m地点から100mで一気に高さ2mの坂を駆け上がり1100m地点からコーナーに入っていきながら800m地点までにかけてあと2mの高さの坂を上がる。
3コーナー出口から4コーナーまでで一気に登った4m近くを下りながら直線に向かう。
残り4F(800m)下り坂からスパートがかかる為スタミナも必要で、ここで距離延長という馬にはキツく苦戦する傾向で、ローテとしては同距離か距離短縮の馬に活躍が見られる傾向……
ここまでは通常の京都1600m重賞の傾向。
牡馬の場合はさらに例年の傾向として以下のことがある。。
この後中距離用のレースであるホープフルS(中山芝2000mで開催)がある為、中距離適正の高いメンバーはそっちに行く為、阪神JF以上に本来なら短距離適正の馬たちが出てくることになりそもそも距離短縮の馬がほぼいない。
その為、その後マイル戦線に向かう純粋にマイル適正の高いメンバーを狙うのというのが正しい回答になる。
なお、中距離適正のある馬がここに出てくる場合はむしろ中距離を走っていたが実際はこちらの方に適性があると陣営が判断したと考えられる。
スタミナが必要という事は変わらずで阪神ではなく京都開催ということをしっかり理解して10年データ等に踊らされないように、阪神とは違うコースだという事は理解した上で適正を考えたい。
またこれは繰り返しになるがコース特徴的にも前走からの距離延長組の1600m距離実績の無い馬に関してはよく検討した方が良い。
《該当馬》
・ランスオブカオス ※血統的には長い距離のが合うのではと思われる
・コスモストーム
・クラスペディア
・ニタモノドウシ
・パンジャタワー
・エイシンワンド
【馬場傾向やトラックバイアスについて】
今週からDコース替わりも、阪神競馬場改修工事の影響で、かなりのロングラン開催となっており、内は荒れてタフな馬場のままで直線に入る際に内の馬は内側を開けて走る傾向にある。それを考えるとさらに外を回す事になるだけに、外を通る馬たちの距離ロスは否めないかと思われる。
先に述べた距離延長の馬たちに更に厳しい環境にが生まれるわけで、外を通す距離延長の馬を推すなら十分注意して選択したいところ。
〜朝日杯フューチュリティステークス〜
【最終予想】
◎ 04 ミュージアムマイル
新馬戦はスローペースで前が残る展開を2桁位置から末脚を見せ3着
続く2戦目もスローで逃げ馬が有利な展開を3番手から抜け出すとダントツ上がり1位の脚で突き放した。スローペースを早めの段階から捕まえにいき最後は3馬身さの圧勝でまた上がり差も0.9秒もつけておりスローペースでありながらこれだけの上がり差をつけれるのはかなり強い競馬であった。
前走黄菊賞は中段から仕掛けどころで上がっていき、ラスト4ハロンを12.6-11.6-11.1-11.1と一頭だけ別次元の走り。ラップも安定しており今の京都の馬場でこれだけの脚を使えるのはここでは抜けた存在と言える。
狙いたい距離短縮馬にも当てはまるが2000mからの2F短縮なだけにマイルのスピードある展開についていけるかの不安はある。
とはいえアルレッキーノがいながらにしてここにこの馬をぶつけてきたノーザン×サンデーがなんの思惑も無しに出してくる訳がなく、逆に言えば、重賞こそ出ていないがアルレッキーノ以上に勝ち負けになる馬である自信のあるのだと考える。
鞍上はC.デムーロ騎手で折り合いがつく馬だけに前半ロス無く脚を溜める走りが出来れば直線溜めた足を爆発させるだけでよい。
○ 02 アドマイヤズーム
内の絶好枠を引いた。先行したいこの馬にとってポジションの取れるこの枠は良い。
新馬戦は敗戦も続く未勝利戦では圧勝。スローからの瞬発力勝負がこの馬に向いたと言えるが、その分そこは見せていないともいえる。
今年は京都開催なだけに例年ほどペースは上がりにくいと見ており、この馬にとってもそれはプラスになる。
調教の動きは合図を出してからの反応が良く瞬間的に加速する。伸びが良く先行して直線馬場の良い位置を進めれば。
人気の盲点になっておりオッズもつくのなら高く評価したい。
▲ 10 トータルクラリティ
新馬戦はスローペースを好位で競馬し最後は上がり最速で抜け出しラスト1F10.9は圧巻。
新潟2歳Sはタフな馬場を早め先頭に抜け出したがコートアリシアンに一旦は抜かされたが競り合われるともう一度伸び返し勝ち切っており、その勝負根性は評価できる
新潟2歳の時のタフな馬場をこなせるなら荒れてきている今の京都の馬場も合ってくる
ポジションは取れる馬だけに、早めに抜け出し長く脚を使うようなレース展開が望まれるが、目標にされそうなタイプで後ろから差されるケースを想定し3番手に評価した。
△ 16 タイセイカレント
新馬戦はイン前有利な馬場でスローで逃げて圧勝も後半は最速時計で伸びており、力の違いを見せた。
前走サウジアラビアRCは大出遅れから最後方になったが前が厳しい展開で結果的に展開が向いた形にそれでも上がり最速での2着は評価でき、1着のアルテマヴェローチェとの比較を考えた時に、伸びない進路を選択したこちらの方が評価が高いと見た。
☆ 03 ランスオブカオス
新馬戦出遅れ前が有利の展開を33.6秒で上がり2馬身半の圧勝
上がり3Fのラップは11.6-10.9-11.2とスローからの瞬発力は別格の脚を使ったと言え、上がり差上位馬に1秒近く違いをつけて勝ち上がった。
素質はかなり感じるだけにゲートが出たら面白い存在
穴 14 テイクイットオール
距離短縮、キズナ産駒
ーーーーーーーーーーーーー馬券はここまでーーーーーーーーーーーーー
消 08 アルテヴェローチェ
今回は馬場と展開があわないと見る。
オッズ妙味無く馬券からは消し。来たら想定以上に能力が高かったため仕方ないと判断。
消 06 アルレッキーノ
今回は馬場があわないと見る。
オッズ妙味無く馬券からは消し。来たら想定以上に能力が高かったため仕方ないと判断。