レース質と狙い方

野芝100％開催の9月開幕週で行われる関係で、例年内をロスなく立ち回れる馬が優勢。

土曜の中山は例年通りの内有利馬場だったが、例年以上に速い関係で末脚性能も求められる状況だった。

ロスなくインの好位〜中団から速い上りを使える馬を狙いたい。

 

 

◎　8サンライズロナウド

気性的に課題のある馬で距離短縮して結果を出したが、実績の通りマイルを走り切れるだけの能力あり。

むしろ、追走力やテンのスピード的に高速スプリントや高速1400m戦などの時計勝負では厳しいので、高速馬場の重賞戦なら阪急杯のような道悪馬場か、今回のような短距離経験を活かせる高速マイルに合う可能性が高い。

と考え関屋記念で本命にしたが、出負けから後方に控えて差し遅れ。完全に展開負けだった。

ポジション次第だが1400m並みの追走力が求められる今の高速中山マイルは良く、末脚の質も低いわけではない。

ポジションが最大の鍵となりそうだが、一発の可能性を秘めている。

 

 

〇　10アスコリピチェーノ

総合力の高い馬で地力上位。末脚性能＞追走力の桜花賞ではステレンボッシュに逆転されたが、それでもオークス2着馬相手に0.1秒の競馬をしたのは評価。

次走NHKマイルでは直線不利を受けながらも、しぶとく伸び返して2着確保も強い内容だった。

追走力という点で高速中山マイルは問題ないので、あとは極力ロスなく強引な競馬にならなければ問題ない。

ルメール騎手なら強引な競馬は考えずらいので、秋G1に向けて恰好は付けたいところ。

 

 

適性チャート