レース質と狙い方

過去のデータ上、外枠の成績こそいいが、ハイペース道悪で差し追い込み決着になった昨年を除くと、基本的にロスなく立ち回った馬が優勢。

外を回す差し馬だと秋のG1を好走できるレベル帯にいないと難しいので、狙いは内枠先行〜好位差し馬。

◎　1ミアネーロ

中山3戦2勝のコース巧者。

菜の花賞は直線詰まり通しで進路がないので度外視で考えていい。

前走は3歳牝馬が体力面で苦戦するオークスで距離が長かった。

今回得意の中山に短縮して開幕週の内枠を取ったので、適性バイアス共に好条件は揃った。

〇　6クリスマスパレード

上がりの掛かるレースを好むタイプ。

フローラSは先行キレ負けした4着で、東京は適性的に向かない条件だった。

レース前のテンションやレース中の力みなど、気性的にも厳しいレースとなったが、それでも向かない東京で4着に粘れたのは能力の裏付けと考える。

気性面の課題こそあるが、中山替わりとフローラSの内容からも地力は通用して良い。