函館開催に続き、札幌開催でも調教適性ではなく、厩舎適性を重視します。まず、過去3年の札幌開催における厩舎別成績を芝とダートの区分で検証。その厩舎成績で単勝もしくは複勝の回収率が100%を超えているものを最上位評価し、次いで単勝率なら15%以上、連対率なら20%以上、複勝率なら30%以上という厩舎成績を重視して印を打っています。
　◎ルージュイストリアは大竹正博厩舎。過去3年の札幌芝成績は[8-3-2-23]。複勝回収率は僅かに100%を割りましたが、単勝回収率は149%。安定感ある厩舎適性ですが、本馬自身もすでに札幌芝は経験済みで3着。当時と同じように函館Wで仕上げての出走ですから、実績があるという安心感でも中心視できます。
　○レディマリオンは長谷川浩大厩舎。過去3年の札幌芝成績は[6-1-1-19]。単勝回収率は106%と低めですが、勝利回数の多さは強調できる厩舎適性。本馬は最終追い切りが函館Wでラスト1Fが最速ラップを踏んでいるので、トラックのダブル最速にも該当。距離短縮がフィットする予感です。
　▲サンウリエルは宮本博厩舎。過去3年の札幌芝成績は[0-1-0-11]。厩舎としての実績は皆無といってよいでしょう。ただ、本馬は函館滞在で安定した成績。今回は札幌でのレースになりますが、最終追い切りが函館Wでラスト1F最速ラップを踏んで、トラックのダブル最速に該当。勢いを感じます。
　他の3連複フォーメーション2頭目は過去3年札幌芝に単勝複勝どちらの回収率でも良績残す武厩舎の3。
　あとは過去3年札幌芝に良績残す大竹厩舎の8、杉山厩舎の13、須貝厩舎の10、鹿戸厩舎の11。トラックのダブル最速に該当した9。