井内利彰の予想
5ドウデュース(2人気) | |
13タスティエーラ(5人気) | |
15スルーセブンシーズ(3人気) | |
4タイトルホルダー(6人気) | |
1ソールオリエンス(4人気) | |
10ジャスティンパレス(1人気) | |
2シャフリヤール(8人気) | |
8ライラック(10人気) | |
11ハーパー(11人気) |
【ご注意】予想の転載はお控えください
着順 | 印 | 馬番 | 馬名 | 人気(単勝オッズ) |
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1 | 5 | ドウデュース | 2人気(5.2倍) | |
2 | 16 | スターズオンアース | 7人気(8.6倍) | |
3 | 4 | タイトルホルダー | 6人気(8.3倍) | |
4 | 10 | ジャスティンパレス | 1人気(3.6倍) | |
5 | 2 | シャフリヤール | 8人気(44.6倍) | |
6 | 13 | タスティエーラ | 5人気(7.1倍) | |
7 | 12 | ウインマリリン | 14人気(171.9倍) | |
8 | 1 | ソールオリエンス | 4人気(6.5倍) | |
9 | 11 | ハーパー | 11人気(93.2倍) | |
10 | 3 | ホウオウエミーズ | 16人気(193.2倍) | |
11 | 7 | アイアンバローズ | 13人気(133.5倍) | |
12 | 15 | スルーセブンシーズ | 3人気(6.5倍) | |
13 | 8 | ライラック | 10人気(65.1倍) | |
14 | 14 | プラダリア | 12人気(129.5倍) | |
15 | 6 | ディープボンド | 9人気(47.4倍) | |
16 | 9 | ヒートオンビート | 15人気(187.9倍) |
券種・買い目 | 組み合わせ・点数 |
---|---|
単勝(通常) |
5
3,800円
払い戻し :3,800円x5.2倍=19,760円
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3連複(1軸流し) |
28通り 各200円
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3連単(1着流しマルチ) |
6通り 各100円
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合計 | 10,000円 |
払い戻し金額 | 収支 |
---|---|
19,760円 | +9,760円 |
中山芝2500mといえば、調教タイプが追い切り本数標準以上の併用系統ですが、近2年の有馬記念は決してその枠に収まっていません。重要なのはトラックウッドチップ馬場における3F時計。1週前追い切り以降で速い3F時計をマークすることが高い調教適性を誇っています。また、ラスト2Fのうち1Fで11.4秒以下の速いラップをマークすることも重要。これらの理由を解説すると、勝負どころになるラスト3Fが3コーナーから始まり、短い最後の直線で11秒前半の切れ味を使うような脚の使い方が必要になるということ。
◎ドウデュースは1週前追い切りがCW。3F時計は35.7秒なので、出走メンバーで1位タイ。ただし、ラスト2Fは11.0秒、11.0秒ということで、コーナーでのラップは速くありませんが、直線に向いてからの切れ味は抜群です。武豊騎手が跨った追い切りがこのラップになるわけで、実戦での好走イメージとしては、3着だった皐月賞になります。当時の上がり3Fはメンバー最速の33.8秒。道中脚をためれば、素晴らしい末脚を使うことは中山でも証明済み。あとはジョッキーが勝つためにどんな脚の使い方をするか。それが可能な元気いっぱいな状態であることは間違いありません。ちなみに最終追い切りのDPでの併せ馬が遅れた件について心配されている方もいるでしょう。ただ、気負って走っていては凡走してしまうことは天皇賞秋で結果として出ました。2500mを走るわけですから、追い切りでもしっかり折り合うことができたことを評価すべきで、遅れたことで評価を下げるべきではないと思います。
○タスティエーラは1週前追い切りが美Wで3F35.7秒。出走メンバーで1位タイの時計でした。こちらはラスト2Fが11.6秒、11.3秒ですが、その分、コーナーでのラップが速く、立ち回りのスピードは間違いなく速いでしょう。3週続けて美Wで3F35秒台をマークする追い切り内容は3歳馬らしい成長を感じます。本命も迷った馬ですから、対抗以下の評価には落とせません。
▲スルーセブンシーズは1週前追い切りが美Wで3F35.9秒。これは出走メンバーで3位の時計。この時計を出した追い切りは、少し気持ちが前向きすぎるかなと心配になるような動きでしたが、最終追い切りの美Wでは落ち着きが出ていましたね。こちらも1週前のラスト2Fは11.7秒から11.4秒をマークする鋭さ。この枠順だと前半は最後方から進めて、どこで動くかという形になりそうですが、ミドルペースよりも速い流れなら決してネガティブに考えることのない枠だとは思います。
△タイトルホルダーは1週前追い切りが美Wで3F36.8秒。これは出走メンバーの中で特別速いわけではありません。ただ、この時のラスト2Fが12.0秒から11.5秒。自分のリズムに持ち込めば、ゴール前でも鋭い脚を使える内容。最終追い切りが美W5F64秒台で日経賞を勝った時と同じパターンになった点が高く評価できます。
☆ソールオリエンスは1週前追い切りが美Wで3F36.0秒。これは出走メンバーで4位ですから、この数字は高く評価できます。ただ、最終追い切りの時計が遅い点、そしてデビュー以来初めて、最終追いが単走になったこと。これがどうも気掛かりです。
☆ジャスティンパレスは最終追い切りが栗東坂路。昨年7着に敗れているだけに、この馬にとっては最終追いの変更は歓迎。前走から栗坂に変更して結果を出していますし、前走よりも時計は速くなって、ここに向けてのメイチ感があります。
注シャフリヤールはアメリカ、香港と遠征して中山競馬場へ入厩。最終追い切りは中山芝での1本しかありませんが、その動きは良く見えました。この枠順を引いたことも加味して印を打っています。
注ハーパーは1週前追い切りがCWで3F36.2秒。これは出走メンバー5位で評価できますし、ラスト2Fの11.1秒から11.2秒は内でタイトに立ち回ることができた時に発揮できる切れ味だと思います。
注ライラックは最終追い切りが美浦坂路。4F50.4秒は自己ベストを大幅に更新する時計になります。ラップが12.9秒、12.4秒、12.3秒、12.8秒と12秒台を持続させた内容は無視できませんでした。
1月12日(日) 中山11R 芝1600m