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【ご機嫌です】ヘイルメリーが連勝街道驀進。オルフェーヴル産駒特有の、のんきさや緩さを抱え、成長を伺いつつレースを編んできた。制約条件のある中でも、目下3連勝。前走は11秒3-10秒9-11秒4(上り3Fは33秒6)という超高速ラップを、自身33秒2でズバリ。ルメールJも、想像以上の加速力と頑張りにご機嫌。3勝クラスはすぐにも突破しておきたい。

　ただ、左回りさえこなせれば、シルヴェリオも、このクラスで足踏みする器ではない。上へと力が抜けてしまう走法も矯正、2・3戦前の勝ちっぷりには唸った。元町Sは重め残り。その前のレースのようにインをつけという指示が出ていたのだろうか。タイトな競馬に固執したぶん、窮屈になってしまったが、自身の将来のためにも、広々とした東京は、ぜひ一度は試さないといけない今の松山Jの感性はビビット。彼の人の手に委ねれば自ずと結果はついてくる。

　パラスアテナはラジオNIKKEI賞4着馬。前走は不利になりそうな場所に、自ら進路を寄せてしまった。ムラはあるが、サペラヴィは2走前当該コースを1分58秒5で一閃。乱戦になればターキッシュパレス、シャレードにも連下の目が出てくる。