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　長距離ほど騎手の腕が……という話は昔から語られるところだが、今回の参加騎手で長距離巧者といえば横山典弘騎手。芝3000m以上のレースでは通算[11-14-10-52]で複勝率40.2%、回収率は単168%・複126%と高い水準にある。

　記憶に新しいところでは、昨年のステイヤーズSでテン乗りだったオセアグレイトを優勝に導いた。ダイヤモンドS3着がありステイヤーとしての資質は確認されていた馬だが、七夕賞12着、アルゼンチン共和国杯11着からの1着だから、やはり長距離名人の手綱捌きがモノを言ったということだろう。

　今回の◎メイショウテンゲンは昨年のダイヤモンドS2着馬でもあり上位人気になってしまいそうだが、それでも横山典弘騎手のテン乗りは魅力。ルメール騎手の長距離成績もかなりのものなので○ポンデザールは手ごわいが、組み合わせによっては好配当も望める。