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【急に萌えだした】オールザワールドのポテンシャルは、思っているより大きいかもしれない。勝負どころの行き出しが鈍く、流れに乗り遅れることが多かった。勝ち上りに若干苦労したが、その過程の中で、レコード決着の2着や速い上りも経験した。パワー馬場は、もちろん望むところ。キズナ産駒特有の破壊力と才能を、若葉の頃に焼き付けたい。

　当面の目標はアメリカンシード。やや一本調子だが、デビュー三戦の内容は、それぞれ数字的にも価値が高い。アドマイヤビルゴは、まだ八分のつくりでも、新馬で推定11秒2-11秒8の脚が使えた。中間の調教内容一変、良血ならではのジャンプ力を注視。我慢強さと経験値ならディアマンミノル。アルサトワ、ナムラカミカゼなど、連下は小差。