コメント

　若駒、特に牝馬の戦いにおいて絶対はない。特有の繊細さがレースで思わぬ影響を及ぼすことがあるし、そもそも完成途上の馬たちなのだから、100％の力を出し切ることの方に無理がある。ただ、これまでまともに走っていない中で強烈なインパクトを残してきた馬なら話は別であり、粗削りな面もけっしてマイナスにはならないだろう。

　◎はリアアメリアとした。前走のアルテミスSは、完全な内有利の馬場で、しかもスローペース。明らかに序盤は遊んで走り、大外を回って末一手での快勝は、ちょっとモノが違うという印象を受けた。母系が早熟血統とはいえ、少なくとも桜花賞までは世代トップの座を守れる馬だ。

　相手は、ウーマンズハート、クラヴァシュドール、ロータスランドへが本線で、以下は、レシステンシア、クリスティ、ジェラペッシュまで押さえる。