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　近年こそ前走シルクロードS組に押されているとはいえ、勝ち馬に優先出走権が与えられる阪急杯も当然ながら関係性は高い。コース改修後の過去7年でも2勝を含む4頭の連対馬を出しているが、その阪急杯組の共通点を炙り出すと、2番人気以内かつ3着以内の馬なのだ。

　◎はその条件に合致するロジクライとした。その前走の阪急杯が初の1400m戦だったが、いつもよりも後ろの位置取りとなったのはスタート後にぶつけられたためであり、追走自体は何ら苦労してはいなかった。さらに1ハロン短縮された未経験の1200mとなるが、明らかに短距離向きと言える体型の馬であり、しかも少し時計のかかる今の中京の馬場なら対応できるはずだ。むしろ、マイルではなかなか届かなかったGIタイトルを手にするチャンスは、この舞台の方が高いと見た。

　相手は4歳勢、ダノンスマッシュ、ミスターメロディ、モズスーパーフレアが本線で、以下は、ナックビーナス、レッツゴードンキ、アレスバローズまで押さえる。