09/29(日) 中山 芝1200 3歳上オープン (国際)(指定)定量
お気に入り
登録済
◎ 2番 ダノンスマッシュ○ 8番 タワーオブロンドン▲ 7番 モズスーパーフレア☆ 4番 リナーテ△ 9番 ディアンドル△ 13番 ミスターメロディ△ 16番 ファンタジスト
【父の背中を追いかけて】ダノンスマッシュがGI獲得に王手。若駒時代はマイルも試したが、3歳夏から1200m路線へと舵を切り替え、京阪杯、シルクロードSで重賞連覇。1番人気で迎えた春のGI・高松宮記念は、初の57キロ、左回りはフットワークがギコちない。外枠から正攻法の競馬で立ち向かったものの、イン有利の馬場にも泣き伸びひと息の4着に終わった。 秋のGIへのステップレースは薬物問題などあり函館SSからキーンランドCへとスライドしたが、コーナーリングやギアチェンジなど確認しつつ、直線入り口からパワフルに最後まで伸び切る横綱相撲。春より坂路調教の後肢の送り込みは深く、ストライドも精度の高いものになった。4-5歳にわたってスプリンターズSV2を果たした、父ロードカナリアに追いつけ追いこせ。 対抗はタワーオブロンドン。本年春の京王杯SCは1200m通過・1分7秒6というタフな流れを踏み、1分19秒4でレコ勝ち。短距離路線の感触をここでつかんだ。次走の函館SSは58キロ、加えてスロー。3着に敗れ、キーンランドCはダノンの後塵を拝した。しかしセントウルSは1分6秒7のレコードで悠々の楽勝、時計勝負になれば逆転もみえてきた。ただ、5月以降4戦消化。目に見えない疲れがたまっているかもしれない。 割って入ればモズスーパーフレア。急坂の中山1200mを1分7秒0-1秒という高速タイムで3勝をマーク。前半3F・32秒前半の猛ラップで飛ばし、終いもうひと粘り。今日は肉を切らせて骨を断つ、本来の強気の逃げを打つ。 リナーテの決め手も上位争い。他力本願型だけに道中いかにロスなく立ち回るかを求められるが、兄はGI馬サトノダイヤモンド。7Fの京都牝馬S2着を契機に、京王杯SCは2着に好走。大勢が決着したあととはいえ、キーンランドCの差し脚はキラリと光った。 ファンタジストは、小倉2歳S一気差しの幼駒時代から、3歳秋のスプリンターズSを念頭に置いてきた。北九州記念2着のディアンドルも、スピード値は同列。右回りは走法が少しギコちないが、高松宮記念馬ミスターメロディの地力の高さは軽視禁物。
いいね!:59
コメント
【父の背中を追いかけて】ダノンスマッシュがGI獲得に王手。若駒時代はマイルも試したが、3歳夏から1200m路線へと舵を切り替え、京阪杯、シルクロードSで重賞連覇。1番人気で迎えた春のGI・高松宮記念は、初の57キロ、左回りはフットワークがギコちない。外枠から正攻法の競馬で立ち向かったものの、イン有利の馬場にも泣き伸びひと息の4着に終わった。
秋のGIへのステップレースは薬物問題などあり函館SSからキーンランドCへとスライドしたが、コーナーリングやギアチェンジなど確認しつつ、直線入り口からパワフルに最後まで伸び切る横綱相撲。春より坂路調教の後肢の送り込みは深く、ストライドも精度の高いものになった。4-5歳にわたってスプリンターズSV2を果たした、父ロードカナリアに追いつけ追いこせ。
対抗はタワーオブロンドン。本年春の京王杯SCは1200m通過・1分7秒6というタフな流れを踏み、1分19秒4でレコ勝ち。短距離路線の感触をここでつかんだ。次走の函館SSは58キロ、加えてスロー。3着に敗れ、キーンランドCはダノンの後塵を拝した。しかしセントウルSは1分6秒7のレコードで悠々の楽勝、時計勝負になれば逆転もみえてきた。ただ、5月以降4戦消化。目に見えない疲れがたまっているかもしれない。
割って入ればモズスーパーフレア。急坂の中山1200mを1分7秒0-1秒という高速タイムで3勝をマーク。前半3F・32秒前半の猛ラップで飛ばし、終いもうひと粘り。今日は肉を切らせて骨を断つ、本来の強気の逃げを打つ。
リナーテの決め手も上位争い。他力本願型だけに道中いかにロスなく立ち回るかを求められるが、兄はGI馬サトノダイヤモンド。7Fの京都牝馬S2着を契機に、京王杯SCは2着に好走。大勢が決着したあととはいえ、キーンランドCの差し脚はキラリと光った。
ファンタジストは、小倉2歳S一気差しの幼駒時代から、3歳秋のスプリンターズSを念頭に置いてきた。北九州記念2着のディアンドルも、スピード値は同列。右回りは走法が少しギコちないが、高松宮記念馬ミスターメロディの地力の高さは軽視禁物。