02/24(日) 中山 芝1800 サラ4歳上オープン (国際)(指定)別定
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◎ 10番 スワーヴリチャード○ 5番 ディアドラ▲ 9番 エポカドーロ☆ 7番 ステルヴィオ△ 1番 ウインブライト△ 3番 ラッキーライラック
【復活の狼煙】スワーヴリチャードに、昨年の大阪杯優勝時の身体の張りと気迫が戻った。昨年・春シーズン末期の安田記念は、疲労もたまり506キロに体重を減らしてしまった。秋になっても筋力が戻らず、天皇賞はスタートから踏ん張りが効かない。他馬と接触し早々に戦意も喪失。JCはなんとか3着に頑張ったが、腰が細りフットワークも小さいまま。本来の姿からはほど遠い状態だった。 この中間は一から馬体造りを見直し、CWのコース追いも豪快さが戻った。中距離GIは2000mの大阪杯を快勝。紐解けば、後半6ハロンめから11秒8にピッチを上げ、後方15番手から一気に先頭。10秒台のHラップを含むロングスパートで後続を完封。右回り、坂コースも悠々と駆け抜けた。58キロ、中山の急坂も力でねじ伏せる公算が大。 対抗はディアドラの末脚。デビュー時452キロだった体は二走前の府中牝馬Sでは498キロにビルドアップ。ペースやラップ形態は異なるものの、府中牝馬Sの1分44秒7は、同時期の毎日王冠とわずか0秒2差。32秒3という異次元の末脚を繰り出している。香港Cはアウェーに加え小回り。追い込み届かずの2着に涙をのんだが、中山コースは[1100]。仕掛けどころも心得ている。 割って入れば4歳馬エポカドーロ。高い身体能力で激流のダービーもコンマ1秒差の2着に逃げ粘ったが、体型と血統はマイラー。ひと夏が過ぎ、首が太くなり、中距離型へと変化してきた。当該1800mはスプリングS2着、皐月賞は後続を0秒3差と振り切る快勝歴あり。中距離GI仕様に心身も見つめなおしてきた。 同じ4歳ステルヴィオも、マイルCSで追い込み型から自在性のあるマイラーへと脱皮した。今の充実振りならコーナー4つの9Fでも強気に押して出てもへこたれない。 前年の中山記念優勝馬ウインブライトは、中山金杯は490キロに増量し走破タイムも0秒6短縮。中間の好気配も目立つ。一昨年の2歳女王ラッキーライラックの復調にも注目。牝馬GI戦線はアーモンドアイという強敵に全力で立ち向かい、そして撥ね返された。その疲れも癒え、秋華賞時とはテンションの高さや身のこなしが違う。53キロ、GIIなら戦える。
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【復活の狼煙】スワーヴリチャードに、昨年の大阪杯優勝時の身体の張りと気迫が戻った。昨年・春シーズン末期の安田記念は、疲労もたまり506キロに体重を減らしてしまった。秋になっても筋力が戻らず、天皇賞はスタートから踏ん張りが効かない。他馬と接触し早々に戦意も喪失。JCはなんとか3着に頑張ったが、腰が細りフットワークも小さいまま。本来の姿からはほど遠い状態だった。
この中間は一から馬体造りを見直し、CWのコース追いも豪快さが戻った。中距離GIは2000mの大阪杯を快勝。紐解けば、後半6ハロンめから11秒8にピッチを上げ、後方15番手から一気に先頭。10秒台のHラップを含むロングスパートで後続を完封。右回り、坂コースも悠々と駆け抜けた。58キロ、中山の急坂も力でねじ伏せる公算が大。
対抗はディアドラの末脚。デビュー時452キロだった体は二走前の府中牝馬Sでは498キロにビルドアップ。ペースやラップ形態は異なるものの、府中牝馬Sの1分44秒7は、同時期の毎日王冠とわずか0秒2差。32秒3という異次元の末脚を繰り出している。香港Cはアウェーに加え小回り。追い込み届かずの2着に涙をのんだが、中山コースは[1100]。仕掛けどころも心得ている。
割って入れば4歳馬エポカドーロ。高い身体能力で激流のダービーもコンマ1秒差の2着に逃げ粘ったが、体型と血統はマイラー。ひと夏が過ぎ、首が太くなり、中距離型へと変化してきた。当該1800mはスプリングS2着、皐月賞は後続を0秒3差と振り切る快勝歴あり。中距離GI仕様に心身も見つめなおしてきた。
同じ4歳ステルヴィオも、マイルCSで追い込み型から自在性のあるマイラーへと脱皮した。今の充実振りならコーナー4つの9Fでも強気に押して出てもへこたれない。
前年の中山記念優勝馬ウインブライトは、中山金杯は490キロに増量し走破タイムも0秒6短縮。中間の好気配も目立つ。一昨年の2歳女王ラッキーライラックの復調にも注目。牝馬GI戦線はアーモンドアイという強敵に全力で立ち向かい、そして撥ね返された。その疲れも癒え、秋華賞時とはテンションの高さや身のこなしが違う。53キロ、GIIなら戦える。