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AJCC

01/20(日) 中山 芝2200 サラ4歳上オープン (国際)[指定]別定

丹下日出夫の予想

券種・買い方 組み合わせ・点数・購入金額
馬単(1着流しマルチ)  1着 | 4
相手| 1, 5, 7, 10, 11
10通り 各300円
3連単(1着2着流しマルチ)  1着 | 4
2着 | 1
相手| 5, 7, 10, 11
24通り 各100円
3連単(1着2着流しマルチ)  1着 | 4
2着 | 11
相手| 1, 5, 7, 10
24通り 各100円

コメント

【英才】フィエールマンの切れと資質を、AJCCで今一度確認しておきたい。菊花賞はマラソンレースというより、9Fや10Fの中距離に近い、極端な瞬発力決着となり、集団馬群でロスなく脚をため直線のコース取りがハマったのは確か。

 しかし、ラスト3F・12秒2-10秒7-11秒3(34秒2)というレースラップに対し、57キロを背負い33秒9の上りを駆使。超一流の証を、終い2F目・10秒7という具体的ラップで示している。過去十年、菊花賞馬および明け4歳馬が、57キロを背負ってAJCC勝ちという例はない。だが、ラジオNIKKEI賞2着から菊制覇という前例のないGI勝ちを、身をもって実践してきた英才。

 3か月振りの実戦、まだ腰が細く、スタートに課題も残るが、常に3か月単位の、似たような造りで出走し結果も残せている。馬体の立ちにも力感があり、最終追い切りで、見る見る間に併走馬に追い付き突き放した。

 当面の目標はジェネラーレウーノ。菊は、思いの他の単騎逃げ。1000m通過は1分2秒7、1000-2000mは1分4秒2の超スローに落としたまではよかったが、10秒台のラップが飛び出す、ヨーイドンの瞬発力勝負になったのは誤算。

 しかし、過去の戦績をみると、昨年の京成杯皐月賞3着も、そしてセントライト記念のペースとラップはミドル。肉を切らせて骨を断つ、持久力勝負が持ち味。ラスト4F近辺から、後続をなし崩しにするべくロングスパート。覚悟はできているし、遠く有馬記念も遠望できる、2200-2500mのスペシャリストとなる可能性が高い。

 割って入ればサクラアンプルール有馬記念は枠順も位置取りも終始大外。枠と展開がなんとも痛かった。ただ、レースの大勢が終わった後とはいえ、ゴール板通過の脚はなかなか。明けて8歳となるが、有馬のパドックは、身体も心も、笑うくらいに若い。ローテーション的にもここがピーク

 メートルダールも、距離延長に新味あり。マイルの関屋記念アタックしたこともあったが、新潟記念はジワジワと2着漸進。中日新聞杯は、エンジンがかかったところがゴール。ズブさを増した今は、2200m延長、外回りも加速がつきやすい。

 ダンビュライトは昨年のAJCC優勝馬、当該コースは[1010]。チャレンジCは天皇賞除外明けで、様子を見ながらの重め。叩き良化は歴然。連穴はステイインシアトル新潟大賞典は、10か月近くの休み明け、それでもしっかりと2着と結果は出せた。休み休みでしか使えないが、そのぶん、仕上げ具合、調教の強度も手の内に入っている。戦法は逃げもしくは先行、勝負事は、シンプルさこそが穴になる。

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