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【踏み超えた】シンキングダンサーが、ひとつ壁を乗り越えた。遠征競馬や脚の使いどころなど、いくつか課題を抱えていたが、中山GJは2着。オジュウチョウサンにプレッシャーをかけにいく馬などいて、前崩れの展開も味方してくれたことは確かだが、「タメ」を覚えたのは大きな収穫。中間の調教過程も順調そのもの、一直線に突き抜けるシーンを描いていい。

　対抗はマイネルプロンプトの地力。オープンは4勝、GIの中山大障害・中山GJ3着歴のある実力派。ギリギリだった馬体も、南Wで6F追いを重ねながら戻してきた。脚質は先行、東京替わりでもスピード負けはない。

　シングンマイケルも石神が稽古で好感触を口に。ハルキストンの前残り。メイショウオトコギ、アグリッパーバイオ、マイネルピクトルなど、連下はチョイ荒れ。