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オークス

05/19(日) 東京 芝2400 サラ3歳オープン (国際)牝(指定)55キロ

丹下日出夫の予想

券種・買い方 組み合わせ・点数・購入金額
馬単(1着流しマルチ)  1着 | 13
相手| 2, 3, 4, 7, 12, 14
12通り 各300円
3連単(1着2着流しマルチ)  1着 | 13
2着 | 3
相手| 2, 4, 7, 12, 14
30通り 各100円
3連単(1着2着流しマルチ)  1着 | 13
2着 | 2
相手| 3, 4, 7, 12, 14
30通り 各100円

コメント

【天の才】【天の才】ラヴズオンリーユーが、GI・オークスを才能と力でもぎ取る。全兄はドバイターフなど、中距離重賞路線で息長く活躍したリアルスティール。上り33秒9の末脚で一閃した新馬戦から良血馬の才が伝わってきたが、次走の白菊賞の走破タイム・1分33秒6は、一週前に行われた古馬GI・マイルCSと、わずか0秒3差。牝馬クラシックの主役をうかがう好記録を叩き出していた。

 ただ白菊賞は14キロ減、452キロに馬体は細化。立て直しに時間を要し、一冠目の桜花賞には間に合わない。桜花賞同日の忘れな草賞オークス権利取りへと駒を進めたが、少しとはいえ456キロには馬体は戻した。内回りコースだけに数字的には地味に映るものの、上り3Fのレースラップは11秒5-11秒5-12秒0(35秒0)、対する自身のソレは34秒6。最後は流し気味に、後続を3馬身と突き離す楽勝を果たし、満天下に際立つ才能をみせつけた。5月早々、CWで長目7F・97秒6という、2400mを念頭に置いたハードな追い切りも消化、懸案だった体質強化もはかってきた。木曜日発表の体重は462キロ、大事をとって金曜日には東京入りを予定しているが、本番まで維持できるか。超一流相手の経験も足りてはいないが、そのリスクを承知でも本命に推したい。

 最大のライバルコントラチェック。心身ともに敏感すぎ、サフラン賞2着など取りこぼしもあったが、二走前の菜の花賞は好発を決め、テンの2Fめには10秒9を計測。馬任せに1000mは58秒3というHラップで通過。上り3Fも脚色衰えることなく11秒9-11秒5-12秒1、フィニッシュテープを切った時には抑える余力があった。1分33秒8という走破タイムは前日の古馬1000万より0秒8速く、同じ開催の3歳OP・ジュニアCと同タイムだった。続くフラワーCはパドックのテンションも前回よりは抑えめ。スピード装置が他とは違いすぎ、自分のリズムで走ると自然とハナを切る形になってしまうが、1000m通過・1分0秒5という流れも、この馬にとっては散歩でもしているかのよう。直線入り口でフォームを正し、上り3Fは11秒8-11秒2-11秒9、後続には2馬身半差でフィニッシュ。瞬発力と同時に持久力も示した。1分47秒4という走破タイムは中山で行われたフラワーCでは文句なしのNo.1。2400mに延びてさらに、後続の脚をなし崩しに封じ込める逃げ切りも十分考えられる。

 単穴はクロノジェネシス桜花賞は道中馬群に包まれ進路を探すのに苦労し、エンジンがかかったところがようなくゴール。もったいない3着ではあったが、メンバー中第二位の上りを計測し、力量の確かさはアピールしている。東京1800mのアイビーSを上り32秒5で悠々と突き抜けた実績があり、コースロス少なく運べる2番枠を引き当てた。小柄だが背腰の躍動感が目立ち、折り合いは不問。左回りの東京はフットワークは伸びやか、エンジンフル回転。割って入ればフローラS組、レースレベルはかなり高い。前半1000m通過は1分0秒6のスローで展開したが、ラスト3Fのレースラップは11秒7-11秒0-11秒5(34秒2)という超高速、1分59秒5という走破タイムは、過去十年で最速タイのHレベルで決着。

 狭いインから一旦首位に躍り出たシャドウディーヴァ、上り33秒2で鮮やかな強襲を決めたウィクトーリアの二騎も上位争いに参戦できる。

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