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【樫2着馬が戻ってきた】チェッキーノの復帰を本命で祝おう。クビ差2着のオークスから二年余り。あの激闘と名前を忘れかけていたが、5月20日に美浦坂路で初時計。30日には上り11秒9を馬なりで計測、やっぱチェッキーノはGI級だな――本数を重ねるたび、資質の在りかを見る思いがしたが、稽古をつけている杉原も、同じ思いをヒシヒシと感じているか。敬意を表し、印を打つなら◎。

　順調さならタイセイサミット、定石を打ちたいという人は、無理せずこちらが本命でいいと思う。メイSは1800m、スタミナを慮り馬の気に任せ逃げたが、却って走る気が削がれ、競馬が淡泊になってしまった。マイルなら、福永が集中してビュンとひと差し。

　割って入ればマサハヤドリーム。近走9-10Fを使われているが、都大路Sもハミが抜けず掛かり気味。デキ自体は上々、マイル短縮で変わり身十分。テイエムイナズマも漸次良化、ベストはマイル。この調教の感じならジョーストリクトリはいきなり。ラングレーに一発はないものか。