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阪急杯

02/25(日) 阪神 芝1400 サラ4歳上オープン (国際)(指定)別定

netkeiba編集部の予想

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※月曜日段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 中京競馬場が改装されて以降、高松宮記念阪急杯との関連性がより強まっており、最近5年の勝ち馬のうち3頭が高松宮記念でも連対を果たしている。距離は違うものの、高松宮記念に向けた最重要トライアルと言えるだろう。

1.背負っている牡馬が強い

 過去10年で57kg以上を背負った牡馬が[5-3-2-15]で勝率20%、連対率32%。1-5番人気に限定すると[5-3-1-8]となる。斤量の重さはこのレースではそれほど支障にならないようで、ステップレースのGIII戦でありながら、斤量を背負った格上馬がきっちり結果を出している。

2.牝馬は苦戦

 牝馬は過去10年で[0-2-3-25]。5番人気以内に限定すると[0-2-1-4]で、勝ち負けになったのは人気馬ばかりであることを見れば、馬券的な妙味は薄いことがわかる。キレ味が活きる京都芝1400mと違って、パワーが要求される阪神芝1400mでは牡馬の壁は厚い。

3.開幕週ながら差し馬優勢

 過去10年でこのレースを勝った逃げ馬は3頭いるが、その内訳はローレルゲレイロコパノリチャードミッキーアイルで、GI連対かGII勝ちの実績がある格上の人気馬だった。開幕週でありながら、逃げ・先行馬が恵まれるようなケースは考えにくく、差し馬が能力を存分に発揮できるレース。

 レッドファルクススプリンターズSを連覇して、昨年は安田記念でも3着。爆発的な人気は得ていないが、歴史に名を残すような名馬の域に近づきつつある。1400mは芝・ダート合わせて5勝を挙げているベスト距離。昨春京王杯SCを勝ったときも58kgで、重い斤量は苦にしない。

 ヒルノデイバローは一昨年の芝転向以来じっくりとレースを教え込まれて、重賞制覇まであと一息のところまで来た。この馬を知り尽くす四位洋文騎手への乗り替わりはプラスで前進必至。モズアスコットは重賞初挑戦だった阪神Cで4着だが、上位とは力量差を感じさせた。4歳馬の成長力とクラス慣れで差を埋めるべく、再度チャレンジしていく立場。以下、気難しいが底力あるシュウジ、距離延長を味方に前進したいカラクレナイ、詰めが甘いが堅実なディバインコード、一昨年の当レースで0.1秒差4着がありこの舞台なら食い込みが期待できるミッキーラブソング

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