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　波乱度の高い準オープンのハンデ戦だが、純然たる逃げ馬が不在で展開が鍵となるだろう。ただ、何が逃げるのかはさて置いて、狙ってみたいのは、前走をハイラップで先行して上々の粘りを見せた馬だ。

　◎はスマートボムシェルとした。前走の1000m通過ラップ60秒2は、オープンでもなかなかお目にかかれない数字であり、これを好位で運んで掲示板に踏み止まった点は評価できる。陣営への取材では“差す競馬”とのことだが、これは煙幕の可能性もあり、強気の先行なら54キロの手頃なハンデが効くはずだ。

　相手は、いまだ底を見せないフェニックスマーク、これまた前走で先行して◎とはコンマ2秒差のスペルマロン、昇級でも即座にメドを立てたブライトンロックへが本線。以下は、トウカイエントリー、パルトネルラーフ、メガオパールカフェまで押さえる。