04/22(日) 東京 芝2000 サラ3歳オープン (国際)牝(指定)馬齢
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◎ 10番 オハナ○ 4番 サトノワルキューレ▲ 1番 サラキア☆ 12番 レッドベルローズ△ 3番 ウスベニノキミ△ 16番 ノームコア
【オハナ爽快】ディープインパクト産駒オハナの進化と決め手に、改めて注目。祖母ノースフライトは安田記念、マイルCSなど8勝を挙げた名牝、現競馬シーンを牽引するディープインパクト×キングカメハメハ配合だ。 顧みれば、新馬戦の馬場は重、1000m通過は1分6秒5の超スロー。ラスト3Fは12秒2-11秒1-11秒0(3Fは34秒3)と、正味2Fの直線勝負となったが、自身のソレは33秒6。あの重馬場で、ラスト2Fを推定10秒台の超加速ラップでゴールイン。 次走の中山マイル・菜の花賞を連勝、いざクイーンCへと駒を進めたが、外枠をひいたため前に壁を作れず。前半1000m通過・57秒8という激流を深追いし、なし崩しに脚をつかわされてしまった。全姉のハナレイムーン(現3勝)同様、414キロと軽量ゆえ、体力不足も響いた。 しかし、中間短期放牧に出したことで体重増が見込め、調教の動きも覇気が戻った。ナリは小さくても2000m仕様のサスペンションとエンジンを搭載している。 対抗のサトノワルキューレもディープインパクト産駒。母はブラジルGI優勝、米国のGIII勝ち。日本ではまず珍しい、このアウトブリード配合も面白いが、ゆきやなぎ賞は、ラスト4F・11秒5-11秒5-11秒1-11秒8(3Fは34秒4)という、タフな底力勝負をモノにした。 フローラSの勝者をよくよく見ると、底力・持久力型がズラリ、過去10年で9頭までがオークスで勝ち負けを演じている。ワルキューレの騎行は、ドンピシャそれに当てはまる。サラキアの毛並み、そして素材は、このメンバーでも最上位だろうか。 ただ、新馬戦は度重なる除外で見切り発車。チューリップ賞も、トモ回りが明らかに細く、スタートで踏ん張りが効かない。体力不足を露呈したが、この中間CWで、一か八かに近い追い切りを課してきた。当日プラス体重で出走できれば、ここもオークスも面白い。 レッドベルローズも、スローの上り決着とはいえ、東京マイルの新馬を11秒8-11秒2-11秒1(3Fは34秒1)というレースの上りを33秒5で強襲(ゴール前2F・推定10秒台を連発)。まだ腰や胸の線が細く、マイルのフェアリーSやクイーンCは追走にあっぷあっぷとなってしまったが、2000mのミモザ賞でレース運びと内容一変。2分1秒8というタイムも、よく見ると良質。馬体維持ができていれば上位争い必至。 ノームコアもひと絞り。フラワーCは明らかに身体が重く残り1Fで息切れしてしまったが、10キロくらい絞れれば粘り腰一変。フラワーC4着のウスベニノキミは、本番よりはここ勝負。
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【オハナ爽快】ディープインパクト産駒オハナの進化と決め手に、改めて注目。祖母ノースフライトは安田記念、マイルCSなど8勝を挙げた名牝、現競馬シーンを牽引するディープインパクト×キングカメハメハ配合だ。
顧みれば、新馬戦の馬場は重、1000m通過は1分6秒5の超スロー。ラスト3Fは12秒2-11秒1-11秒0(3Fは34秒3)と、正味2Fの直線勝負となったが、自身のソレは33秒6。あの重馬場で、ラスト2Fを推定10秒台の超加速ラップでゴールイン。
次走の中山マイル・菜の花賞を連勝、いざクイーンCへと駒を進めたが、外枠をひいたため前に壁を作れず。前半1000m通過・57秒8という激流を深追いし、なし崩しに脚をつかわされてしまった。全姉のハナレイムーン(現3勝)同様、414キロと軽量ゆえ、体力不足も響いた。
しかし、中間短期放牧に出したことで体重増が見込め、調教の動きも覇気が戻った。ナリは小さくても2000m仕様のサスペンションとエンジンを搭載している。
対抗のサトノワルキューレもディープインパクト産駒。母はブラジルGI優勝、米国のGIII勝ち。日本ではまず珍しい、このアウトブリード配合も面白いが、ゆきやなぎ賞は、ラスト4F・11秒5-11秒5-11秒1-11秒8(3Fは34秒4)という、タフな底力勝負をモノにした。
フローラSの勝者をよくよく見ると、底力・持久力型がズラリ、過去10年で9頭までがオークスで勝ち負けを演じている。ワルキューレの騎行は、ドンピシャそれに当てはまる。サラキアの毛並み、そして素材は、このメンバーでも最上位だろうか。
ただ、新馬戦は度重なる除外で見切り発車。チューリップ賞も、トモ回りが明らかに細く、スタートで踏ん張りが効かない。体力不足を露呈したが、この中間CWで、一か八かに近い追い切りを課してきた。当日プラス体重で出走できれば、ここもオークスも面白い。
レッドベルローズも、スローの上り決着とはいえ、東京マイルの新馬を11秒8-11秒2-11秒1(3Fは34秒1)というレースの上りを33秒5で強襲(ゴール前2F・推定10秒台を連発)。まだ腰や胸の線が細く、マイルのフェアリーSやクイーンCは追走にあっぷあっぷとなってしまったが、2000mのミモザ賞でレース運びと内容一変。2分1秒8というタイムも、よく見ると良質。馬体維持ができていれば上位争い必至。
ノームコアもひと絞り。フラワーCは明らかに身体が重く残り1Fで息切れしてしまったが、10キロくらい絞れれば粘り腰一変。フラワーC4着のウスベニノキミは、本番よりはここ勝負。