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　◎ミスパンテールは｢ダイワメジャー×シンボリクリスエス｣という組み合わせ。父ダイワメジャーは道悪適性が高く、芝の馬場状態別連対率を比較すると、良と稍重では18.2%に対し、重と不良では22.4%と数字が跳ね上がる。母の父シンボリクリスエス、2代母の父マルゼンスキーはいずれもダートをこなせるパワフルな血。パワー勝負となったときに一発が期待できる配合構成だ。

　3月のチューリップ賞(G3)は、キャリア1戦で長期休養明けだったにもかかわらず、のちにオークス馬となる2歳女王ソウルスターリングの2着に食い込み、リスグラシュー、ミリッサ、カワキタエンカに先着した。気の勝った馬なので休み明けのほうが力を出せるのかもしれない。同じ阪神コースならおもしろい。