05/20(土) 京都 ダ1900 サラ4歳上オープン (国際)(指定)別定
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◎ 9番 グレイトパール○ 5番 ピオネロ▲ 16番 ケイティブレイブ△ 7番 アスカノロマン△ 8番 リーゼントロック△ 10番 ロワジャルダン△ 11番 ロンドンタウン
今週は、オークスも熱戦なら平安Sも熱戦。ダートG1馬クリソライトに、G2馬アスカノロマン、ケイティブレイブ、グレンツェント、G3馬クリノスターオー、ロワジャルダン、ロンドンタウン、マイネルバイカと重賞ウイナーがずらりと揃いました。 さらに一応の挑戦者の立場となるのがダート路線に転向して破竹の4連勝で仁川Sを制したグレイトパールですから、本当にG3と思えないほどの、豪華メンバー構成です。 グレイトパールは、前々走の初夢Sでは、3コーナー手前から進出して、4コーナーでは約6頭分大外を押し上げて、オープン確勝級レベルのPP指数で圧勝。レース内容にも余裕があり、前走の仁川Sでは断然人気でも本命にせざるを得ないところまで押しやられたのですが、その仁川Sでは、川崎記念の3着馬コスモカナディアンとのマッチレースになりました。 仁川Sでは、グレイトパールはコスモカナディアンに0.1秒差のところまで迫られましたが、3着以下につけた差は9馬身以上。グレイトパールがそれほど強くなかったというよりは、コスモカナディアンがグレイトパールを目標に動いて激走したのです。 仁川Sの決着タイムは2分03秒4。歴代の仁川Sの決着タイムと比較すると並に映るかもしれませんが、この日の阪神は想定以上に馬場がタフだったようで、ラスト1Fで逃げ、先行馬が大失速するレースが続いていました。それを考えると、前半5F62秒5のスローペースを加味してもラスト2F11秒9-12秒2でまとめた点は優秀。当然、仁川Sは高指数です。 仁川Sが激戦すぎて、コスモカナディアンはマーチSでは強くダメージが出たために1番人気を裏切り、馬群に沈みました。何と12着凡退です。それを考えるとグレイトパールはけっして安泰とは言い難いものがあります。しかし、クリソライトはベストが長距離戦だし、ケイティブレイブはハナが理想の馬。さらにアスカノロマンやグレンツェントが近走一息となると、結局グレイトパールを本命にするしかないのでは(?)という気がしています。 また、デビュー当初は芝を使われ、途中からダート戦を使われた馬というのは、かつてのスマートファルコンやエスポワールシチーのように大きく上昇するところがあるので、そういった観点からグレイトパールを◎にすることにしました。 ○は、淀みなく流れた昨年のシリウスSでは、正攻法の競馬でその後の東京大賞典の勝ち馬アポロケンタッキーやミツバを降して2着に入ったピオネロ。この馬は重賞勝ちの実績こそありませんが、それに匹敵するレベルにはある馬。前走の名古屋大賞典でも2着に善戦し、復調したとなればこの馬の上位争いの構図が見えてくるでしょう。 ▲は、5走前の浦和記念では早め先頭の競馬で圧勝、前走の名古屋大賞典も逃げて○ピオネロや、その後のアンタレスSの勝ち馬モルトベーネ、そして川崎記念の勝ち馬オールブラッシュを降して勝利したケイティブレイブ。この馬は上手く逃げられれば強い馬ですが、今回は前走でダ1400m戦を使ったドリームキラリが逃げ宣言をしているし、内枠からコパノチャーリーもハナを主張してくるとなると、逃げるのは容易ではないでしょう。ただ、先行策でも白山大賞典を勝利するなど、それなりには走れているので3番手評価としました。
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今週は、オークスも熱戦なら平安Sも熱戦。ダートG1馬クリソライトに、G2馬アスカノロマン、ケイティブレイブ、グレンツェント、G3馬クリノスターオー、ロワジャルダン、ロンドンタウン、マイネルバイカと重賞ウイナーがずらりと揃いました。
さらに一応の挑戦者の立場となるのがダート路線に転向して破竹の4連勝で仁川Sを制したグレイトパールですから、本当にG3と思えないほどの、豪華メンバー構成です。
グレイトパールは、前々走の初夢Sでは、3コーナー手前から進出して、4コーナーでは約6頭分大外を押し上げて、オープン確勝級レベルのPP指数で圧勝。レース内容にも余裕があり、前走の仁川Sでは断然人気でも本命にせざるを得ないところまで押しやられたのですが、その仁川Sでは、川崎記念の3着馬コスモカナディアンとのマッチレースになりました。
仁川Sでは、グレイトパールはコスモカナディアンに0.1秒差のところまで迫られましたが、3着以下につけた差は9馬身以上。グレイトパールがそれほど強くなかったというよりは、コスモカナディアンがグレイトパールを目標に動いて激走したのです。
仁川Sの決着タイムは2分03秒4。歴代の仁川Sの決着タイムと比較すると並に映るかもしれませんが、この日の阪神は想定以上に馬場がタフだったようで、ラスト1Fで逃げ、先行馬が大失速するレースが続いていました。それを考えると、前半5F62秒5のスローペースを加味してもラスト2F11秒9-12秒2でまとめた点は優秀。当然、仁川Sは高指数です。
仁川Sが激戦すぎて、コスモカナディアンはマーチSでは強くダメージが出たために1番人気を裏切り、馬群に沈みました。何と12着凡退です。それを考えるとグレイトパールはけっして安泰とは言い難いものがあります。しかし、クリソライトはベストが長距離戦だし、ケイティブレイブはハナが理想の馬。さらにアスカノロマンやグレンツェントが近走一息となると、結局グレイトパールを本命にするしかないのでは(?)という気がしています。
また、デビュー当初は芝を使われ、途中からダート戦を使われた馬というのは、かつてのスマートファルコンやエスポワールシチーのように大きく上昇するところがあるので、そういった観点からグレイトパールを◎にすることにしました。
○は、淀みなく流れた昨年のシリウスSでは、正攻法の競馬でその後の東京大賞典の勝ち馬アポロケンタッキーやミツバを降して2着に入ったピオネロ。この馬は重賞勝ちの実績こそありませんが、それに匹敵するレベルにはある馬。前走の名古屋大賞典でも2着に善戦し、復調したとなればこの馬の上位争いの構図が見えてくるでしょう。
▲は、5走前の浦和記念では早め先頭の競馬で圧勝、前走の名古屋大賞典も逃げて○ピオネロや、その後のアンタレスSの勝ち馬モルトベーネ、そして川崎記念の勝ち馬オールブラッシュを降して勝利したケイティブレイブ。この馬は上手く逃げられれば強い馬ですが、今回は前走でダ1400m戦を使ったドリームキラリが逃げ宣言をしているし、内枠からコパノチャーリーもハナを主張してくるとなると、逃げるのは容易ではないでしょう。ただ、先行策でも白山大賞典を勝利するなど、それなりには走れているので3番手評価としました。