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　このレースがGIジャパンカップダート(現・チャンピオンズカップ)の前哨戦として位置付けられた2000年以降、3歳馬は7勝。5歳馬が8勝しているとはいえ、勝率に直すと互角どころか3歳馬がはるかに上だ。並み居る古豪が相手となるが、ダートにおけるこの時期のトップレベルの3歳馬が、すでに世代の枠に捉われない力を身に付けていることは明らかだ。

　◎は、関西馬ながら東京ダートで3戦3勝のサンライズノヴァとした。初の古馬との手合わせとなった前走は、相手の軽いオープン特別とはいえ、1400m戦では致命的な位置取りからマッハの末脚で一蹴したものであり、同じ東京であれば、このメンバーでもコース適性の高さで何とかなるはずだ。

　相手は、これまた東京では凡走がないカフジテイク、力に衰えはないインカンテーション、復調の兆しは見せているモーニンへが本線。以下は、ブラゾンドゥリス、メイショウウタゲ、クインズサターンまで押さえる。