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　◎ロワジャルダンは｢キングカメハメハ×サンデーサイレンス｣という組み合わせで、ゴールデンチケット(兵庫チャンピオンシップ-Jpn2)の全弟にあたる。京都ダートは1戦1勝と相性がよく、昨年11月にみやこS(G3・ダ1800m)をレースレコードで勝っている。｢キンカメ×サンデー｣は京都ダ1900mで連対率26.3%、複勝率47.4%と抜群の成績。100mの距離延長はむしろ歓迎だ。

　3走前の東海S(G2)はスローペースにハマって持ち味を発揮できなかったが、前々走のフェブラリーS(G1)は距離不足をものともせず2着馬と0秒1差の5着と健闘。ただ、前走のアンタレスS(G3)はフェブラリーSの速い流れを経験した影響で1コーナーから引っ掛かり通しで、最後の直線で伸びを欠く不本意な競馬だった。凡走の原因ははっきりしており、得意コースでもあるので折り合いさえつけば勝ち負けに持ち込める。デムーロ騎手ならおもしろい。