05/22(日) 東京 芝2400 サラ3歳オープン (国際)牝(指定)55キロ
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◎ 3番 シンハライト○ 5番 ペプチドサプル▲ 8番 デンコウアンジュ△ 9番 ウインファビラス△ 12番 フロンテアクイーン△ 14番 ビッシュ△ 16番 ジェラシー△ 17番 ロッテンマイヤー
今年の桜花賞は、みなさんもご存じのようにメジャーエンブレム、ジュエラー、シンハライトの3強と言われてきました。しかし、メジャーエンブレムはNHKマイルCへ、ジュエラーは骨折により戦線離脱。小さな体のシンハライトのみがここへ駒を進めてきます。今年の牝馬クラシック路線は、メジャーエンブレムを除けばレベルは並。よって、忘れな草賞やスイートピーS、フローラSなどのオークスの前哨戦やトライアルをどの馬がどういう勝ち方をするのかによっては、本番でチャンスありと見ていました。 しかし、忘れな草賞は並、スイートピーSも並。また、フラワーCは、例年のフラワーCと比較するとレベルが低く、PP指数上はあまり狙いが立ちません。レベルが圧倒的に高かったのは、強豪が集ったフローラSですが、フローラS当日は、午前中に雨が降った影響でタフな馬場。それにも関わらず、クィーンズベストが例年どおりのペースでレースを引っ張ったために、差し、追い込み馬有利の流れとなりました。 フローラSは、前がどれだけ厳しい流れだったかは、こちらの『ウマい馬券』で勝負Rに指定した、カーネションCのクィーンズベストの圧巻の巻き返しが証明しているでしょう。つまり、フローラSを差しきり勝ちしたチェッキーノは、クィーンズベストの逆パターンが考えられるということです。デビューから上昇一途の成長力は認めますが、トライアルを“あくまでもトライアル”として使わなかったことに危うさを感じます。 よって、最終結論として◎には、デビューから3連勝目でチューリップ賞を制して、前走の桜花賞でも2着のシンハライトを推します。今回は内枠に入ったことにより、ペースによっては直線で進路を失うパターンも考えられなくはないですが、例年どおりならばある程度のペースで流れるはず。また、スムーズなレース運びならば、4コーナーの外を回しても届くと見ました。 ○は、上昇一途のペプチドサプル。3-4走前の紅梅S、アネモネSは、勝ったシンハライトやチェッキーノが強かったというよりも、オーバーペースに巻き込まれたのが敗因。厳しい流れを強いられながら、ともに0.2秒差しか負けていないあたりに不気味さを感じます。また、近走では忘れな草賞2着、矢車賞1着と結果を出していますが、これは3-4走前のレース内容から考えれば当然の結果。個人的には忘れな草賞も勝って当然、ここ勝負と思っていただけに、負けたのが不思議なくらいです。 これはロッテンマイヤーが休養明けでいきなり成長力を見せつけたからでしょう。また、ペプチドサプルは意識的に後方からレースを進めたのに、レースが前残りになってしまったというのもあります。一瞬、同馬の本命も考えましたが、同馬を本命としても、相手はシンハライトで終わりのような予想になるので、対抗評価に止めました。 ▲は、デビュー3戦目でアルテミスSを制したデンコウアンジュ。同馬はアルテミスSを制したことで、マイル路線で注目されてきましたが、本質的にテンが遅いのでマイル戦の忙しい競馬は不向き。マイル戦では後方から脚を溜める競馬しか戦法がないから、直線どん詰まりの悲劇を招いているわけです。スローペースで流れたアルテミスSは、田辺競馬(中緩みで位置取りを上げる)をやってのけたこと、レースがある程度流れたチューリップ賞では勝ち馬シンハライトと0.3秒差の5着に来られていることから、おそらく距離が伸びてこその馬。この舞台での逆転劇を警戒しました。
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今年の桜花賞は、みなさんもご存じのようにメジャーエンブレム、ジュエラー、シンハライトの3強と言われてきました。しかし、メジャーエンブレムはNHKマイルCへ、ジュエラーは骨折により戦線離脱。小さな体のシンハライトのみがここへ駒を進めてきます。今年の牝馬クラシック路線は、メジャーエンブレムを除けばレベルは並。よって、忘れな草賞やスイートピーS、フローラSなどのオークスの前哨戦やトライアルをどの馬がどういう勝ち方をするのかによっては、本番でチャンスありと見ていました。
しかし、忘れな草賞は並、スイートピーSも並。また、フラワーCは、例年のフラワーCと比較するとレベルが低く、PP指数上はあまり狙いが立ちません。レベルが圧倒的に高かったのは、強豪が集ったフローラSですが、フローラS当日は、午前中に雨が降った影響でタフな馬場。それにも関わらず、クィーンズベストが例年どおりのペースでレースを引っ張ったために、差し、追い込み馬有利の流れとなりました。
フローラSは、前がどれだけ厳しい流れだったかは、こちらの『ウマい馬券』で勝負Rに指定した、カーネションCのクィーンズベストの圧巻の巻き返しが証明しているでしょう。つまり、フローラSを差しきり勝ちしたチェッキーノは、クィーンズベストの逆パターンが考えられるということです。デビューから上昇一途の成長力は認めますが、トライアルを“あくまでもトライアル”として使わなかったことに危うさを感じます。
よって、最終結論として◎には、デビューから3連勝目でチューリップ賞を制して、前走の桜花賞でも2着のシンハライトを推します。今回は内枠に入ったことにより、ペースによっては直線で進路を失うパターンも考えられなくはないですが、例年どおりならばある程度のペースで流れるはず。また、スムーズなレース運びならば、4コーナーの外を回しても届くと見ました。
○は、上昇一途のペプチドサプル。3-4走前の紅梅S、アネモネSは、勝ったシンハライトやチェッキーノが強かったというよりも、オーバーペースに巻き込まれたのが敗因。厳しい流れを強いられながら、ともに0.2秒差しか負けていないあたりに不気味さを感じます。また、近走では忘れな草賞2着、矢車賞1着と結果を出していますが、これは3-4走前のレース内容から考えれば当然の結果。個人的には忘れな草賞も勝って当然、ここ勝負と思っていただけに、負けたのが不思議なくらいです。
これはロッテンマイヤーが休養明けでいきなり成長力を見せつけたからでしょう。また、ペプチドサプルは意識的に後方からレースを進めたのに、レースが前残りになってしまったというのもあります。一瞬、同馬の本命も考えましたが、同馬を本命としても、相手はシンハライトで終わりのような予想になるので、対抗評価に止めました。
▲は、デビュー3戦目でアルテミスSを制したデンコウアンジュ。同馬はアルテミスSを制したことで、マイル路線で注目されてきましたが、本質的にテンが遅いのでマイル戦の忙しい競馬は不向き。マイル戦では後方から脚を溜める競馬しか戦法がないから、直線どん詰まりの悲劇を招いているわけです。スローペースで流れたアルテミスSは、田辺競馬(中緩みで位置取りを上げる)をやってのけたこと、レースがある程度流れたチューリップ賞では勝ち馬シンハライトと0.3秒差の5着に来られていることから、おそらく距離が伸びてこその馬。この舞台での逆転劇を警戒しました。