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【強気の先行策】ディアブルーダーが、パワーの先行策で押し切る。4歳馬ながら、ダートのキャリアはまだ〔3511〕。前走の阪神1800ダートは、テンの2F目・10秒7というHラップで先手を奪うや、1000m通過が1分1秒1―1400m通過・1分25秒9―マイル通過・1分38秒3という精密なミドルラップを踏み、後続の脚をなし崩しに封じ込めた。1分51秒7は、前日の1000万条件と0秒1差。1000万条件下では、2着3回の実績も残している。

もちろん、時計だけならサクセスグローリー。新馬戦や前回の1分43秒6など、折々でサクセスブロッケンの弟らしい能力を示してはいるが、時に大ポカをする。ディアブルーダーに騎乗する幸も、その危うさをついてくるか?

モロさが露呈すれば、ダイナミックウオーがひと差し。二走前の末脚も素晴らしかったが、横手特別2着は勢いそのまま。長期休養明けになるが、二階級降級のメイショウパワーズが惑星。響灘特別2着のスズカウラノスは、果たして二番が効くかどうか。同6着のエーシンエポナは叩き上昇。