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【ちょっとした大物】ヴェラヴァルスターは、順調に事が運べば菊花賞にゲートインできたかもしれない好ステイヤー。春は青葉賞3着でダービー出走権を逃がし、蓄積疲労で3勝目も遠くなってしまったが、いい方に考えれば、ジックリ立て直すいい機会にもなった。いつもながら稽古は地味、しかし中山のパワー馬場も大丈夫。

　フジマサエンペラーは二走前・九十九里特別を2着と好走。距離を問わず、常に大駆けも秘めるが、反面前走のようなポカも覚悟しておかなくてはいけない。割って入れば、安房特別で現級勝ちのディスキーダンスの粘り込み。

　タケルラムセスは昨年この時期に二連勝。若竹賞の快勝が昨日のことのように思えるが、良績のあるこの季節で復活の道を探りたい。エルヴィスバローズ、メジャーステップも、中山の上がり35秒前後のパワー馬場なら連下争い十分。