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アルゼンチン共和国杯

11/03(日) 東京 芝2500 サラ3歳上オープン (国際)(特指)ハンデ

丹下日出夫の予想

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【あうんの呼吸】メイショウナルト武豊の呼吸はピタリ。中距離重賞の主役へと、育ちつつある。二走前の小倉記念は、やや重という条件下で、前半1000mが58秒0-1600m通過・1分33秒9というハイペースを、4コーナー先頭の果敢な積極策から1分57秒1のレコードで走破。続くオールカマーも、1000m通過が59秒6-2000m通過・1分59秒6という澱みのない流れを、ひと呼吸追い出しを待ち、絶妙のタイミングで馬群を割り一旦先頭。2着に敗れはしたが、人馬の意思疎通はほぼ完ぺき。よりタフな東京2500mに舞台は替わるが、このコンビなら仕掛けどころに間違いはないか。5月以降休みなく使われ、正直オールカマーの造りがピークにも感じていたが、レコ勝ち明けのオールカマーを乗り切り、この中間の調教過程もきわめて順調。56キロ、関東圏への輸送も前回でクリアできた。連対経験のない57・5キロのぶん、次位に置いたが、ムスカテールルルーシュは、前年のアルゼンチン共和国杯と本年春の目黒記念で、1-2着を分け合ったコース巧者。決着タイムはいずれも、アルゼンチンが2分29秒9、目黒記念は2分29秒6のレコードというHレベル決着だった。アドマイヤラクティも僅差。京都大賞典をひと叩き、ダイヤモンドS完勝、天皇賞4着のタフネスさをもってすれば、惑星の資格は十分。条件戦ながら58キロにも勝ち鞍がある。オールカマー・0秒1差のアスカクリチャンの流れ込み。オクトーバーS・上がり33秒9の勢いをもって、ホッコーブレーヴの強襲劇。エックスマークも前二走に本格化がうかがえる。

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