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菊花賞

10/23(日) 京都 芝3000 サラ3歳オープン (国際)牡・牝(指定)馬齢

三田明太の予想

券種・買い方 組み合わせ・点数・購入金額
複勝 9 1点 3000円  10.0- 30.5倍 
想定払戻:30,000-91,500円
3連複(フォーメーション)  1 | 9
2 | 1, 8, 9, 16, 17, 18
3 | 1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9, 10, 11, 12, 13, 14, 15, 16, 17, 18
70通り 各100円

コメント

 先週の京都芝コースは雨の影響があったことで、異様とも言える開幕週ほどではないにせよ、時計や好走馬の枠順・位置取りを見れば分かるように、極端に内有利な高速馬場だった。今週は週中に芝刈りを実施しており、開幕週の再現も考えられたが、週末に予想される降雨を考えると、先週同様の馬場状態を想定するのが妥当か。

 レースの焦点はオルフェーヴルの三冠なるかで間違いないが、馬券の焦点は別。ポイントはペースと位置取りだろう。オルフェーヴル陣営に取って、最も避けたいのが「脚を余すこと」であることは、中間のコメントや、前走・神戸新聞杯の位置取りで読み取れる。

 近年の菊花賞が先行有利なのは明らかで、あのディープインパクトでさえ、道中は7番手だったのがそれを物語っている。その一方で、菊花賞にはもう一つ大きな特徴があって、過去10年の上がり3F平均は35.6秒で、最も速かった年でも35.3秒。馬場の高速化で追い込みが利かなくなったとはいえ、少なくとも残り4Fからのロングスパート適性が問われるのは間違いない。

 超スローで上がり「だけ」の勝負になった神戸新聞杯は、勝ち馬オルフェーヴルの「99」で分かるように、指数的に価値はない。むしろ、近年の菊花賞と真逆の内容だったところに勝機を見出したい。

 本命は神戸新聞杯・6着のダノンミル。5か月ぶりだった前走は、自身の適性とは真逆の展開で、着順ほど悲観する内容ではない。淀みないラップで指数を上げた馬が少ないこの世代において、未勝利勝ち直後の若葉Sで、前後半35.3秒-35.5秒の平均ペースを先行して押し切り、自身の指数を「105」まで跳ね上げた実績は見逃せない。

 ダービーの指数だけで言えば、現時点でオルフェーヴルウインバリアシオンが抜けているのは否定しないが、指数的に突出した存在でないのも事実。オルフェーヴルを含めた評判馬が意識的に比重を前に置くのであれば、問われるのは淀みない流れへの対応力。ならば、指数的なバックボーンを持つダノンミルの変わり身に賭けてみたい。

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