８番リンゾウチャネル
前走の北斗盃は控える競馬が出来るかどうかが最大のポイントとして見ていましたが、全く問題ありませんでした。馬群の中で砂を被る形になっても心配がないというのは大きな強みです。今回は全馬が初めてとなる距離の二千が課題となりますが、２走前のキズナ・プレミアムは千八で古馬相手に1.1秒と大差を付けての圧勝。1.56.2・「稍重」の走破時計も上々のものでした。まだ、前走の北斗盃でもメンバー中最速の39.8秒という上がりタイムをマークしています。断然人気に支持されるだけに最大のポイントであることには違いありませんが、こなせて何らおかしくありません。

４番リンノレジェンド
２走前の牡羊座特別はリンゾウチャネルの<２>着。0.3秒という着差はリンゾウチャネルの近３連勝の中で最少のものです。前走の北斗盃は1.8秒差・<５>着に終わりましたが、『北斗盃は前哨戦としては上々の内容だった。シーズントップからここを目標にしてきた。』と、前走はあくまで叩き台。ここが本番であるという強いコメントが陣営から出ています。３走前のゆきやなぎ特別が千八での勝利。今回の二千への距離延長が味方になっていいでしょう。人気妙味を考えても最大の狙い目となります。

２番シベリアンプラウド
デビューから千二を２連勝して挑んだ前走の北斗盃は<３>着。リンゾウチャネルには1.0秒と大きな差を付けられてしまいましたが、<２>着のジョウランからは0.4秒差。上がりタイムはこちらの方が0.3秒上回っていただけに、距離が延びる今回はジョウランとの逆転を目論みたいところです。とはいっても、39.8秒と繰り出したリンゾウチャネルとは0.8秒もの差を付けられてしまっているだけに逆転は出来ないでしょう。

７番ジョウラン
中央で新馬勝ちし、500万以下クラスも勝っている馬。前走の北斗盃での<２>着は力を示すものです。今回は距離が二千に延びるのがポイントですが、２走前のしずない桜まつり特別では、古馬相手の千八で0.2秒差・<２>着と好走。これは今回への強みとなります。脚質的に馬場の渋化が味方になるだけに、雨の影響が強まるようならば再度連対を確保するシーンは十分でしょう。

５番ミスシェーンハイト
デビューから５戦して<２>・<１>・<２>・<１>・<２>着と連対圏を確保。そして、迎えた前走の北斗盃は1.6秒差・<４>着でしたが、前述のリンノレジェンドに先着した点は評価に値します。今回は二千に距離が延びますが、『レース前半での消耗を最低限に抑えて、終いを生かす形に持ち込みたい。』という陣営のコメントが不気味です。全馬が初距離となるだけに、有力馬が距離に堪えた際に浮上の余地があります。



（波乱度Ｄ）
８　→４　→２、７、５
８・４　→８・４　→２、７、５
８　→２、７、５　→４



※中央全レース予想に関しましては、公式ＨＰ【ムネヒロネット】をご参照下さい。