◎には、ここへ来て先行力が復活し、前走Ｃ1クラスを完勝した(2)ウインブロンクスを推します。前走は激しい先行争いを制しての2馬身差の勝利。近2走のレースぶりから基調の上昇が窺え、ここは中心視しました。

　○は、前に行ってしぶとく、容易に崩れないのが魅力の(4)ジュングレイド。今回は昇級戦になりますが、地道に上昇している点を評価しました。

　▲は、前走の梓特別では、行きたがるのを少し抑えて3番手でレースを進め、メンバー最速の上がりで制した(5)スワニルダ。この馬はもともと末脚を生かしてこその馬ではありますが、前々走で厳しいレースを経験したことが、前走に繋がった面があるのは確か。今回ではパフォーマンスを下げても不思議ないだけに、狙い下げました。

　以下特注馬として、Ｃ2格付け後2連勝の素質馬(9)マントバーニ。この馬はゲート難ですが、ペースの緩みを利して、どこからでも動けるのが魅力。7ヵ月の長期休養明けになりますが、素質の高さを考えると侮れません。

　あとは△に昨年9月の白露特別(Ｃ1クラス)で、昨日の桔梗特別を完勝したサーヒューストンと3着以下を突き放し、クビ差の接戦を演じた実績がある(1)ヌンフェスタ。この馬は、意欲の連闘策で挑んだ前々走で5着と復調の兆し。連闘明けの前走は7着に敗れましたが、ここへ来て調子を上げている点を評価しました。

　他では近走不振も展開を利しての一発を警戒の(8)パノラマと(10)マックール。今回はウインブロンクス、ジュングレイド、スワニルダの実力上位の3頭が積極的な競馬で、場合によっては競り合う形。さらにマントバーニが道中で捲るとなると、差し馬が台頭しても不思議ないので、この2頭を大穴として馬券に仕込みます。