スピードと底力でまさるＪＲＡ勢が今年もＶバトルをリードする。なかでもゴールドクイーンに一番魅力を感じる。初の地方遠征だが日本一直線が短い名古屋コースは、自慢のスピードが最も生きる舞台。昨年５月の新設重賞・葵Ｓ（芝１２００）を逃げ切ったイダテンだ。昨秋から再びダートへ矛先を向け、前走のオープン特別（１２月阪神・１４００ダート）ではフェブラリーＳで３着に突っ込んだユラノトを持ち前のスピードで振り切っている。４カ月ぶり実戦も、乗り込みの多さや追い切りの動きから臨戦態勢は整う。同タイプの先行ライバルは多いが、ワンクラス上のスピードを見せつけるか。