【全馬評価あり:通常重賞の半分250P提供】狙いたい馬が2頭しかいない!馬連1点勝負!
根岸Sで、注目予想家として特集ページに挙げてもらったのに、はずれたので川崎記念は通常の重賞『500P』の半分『250P』で提供させていただきます!
<傾向>
■ 近3年3着以内馬ローテ
※レース名(人気,着順)
・2018年
JBCクラシック(3,2)→チャンピオンズC(3,4)→東京大賞典(1,3)
JBCクラシック(2,8)→チャンピオンズC(取消)→東京大賞典(6,4)
帝王賞(1,3)→JBCクラシック(1,4)→チャンピオンズC(4,5)
・2017年
鷹取特別(1000万下)(1,2)→1000万下(1,1)→観月橋S(1600万下)(1,1)
JBCクラシック(5,3)→チャンピオンズC(6,1)→東京大賞典(2,3)
錦秋S(1600万下)(6,8)→仲冬S(1600万下)(5,3)→招福S(1600万下)(1,1)
・2016年
JBCクラシック(1,3)→チャンピオンズC(2,5)→東京大賞典(1,2)
JBCクラシック(4,2)→チャンピオンズC(5,3)→東京大賞典(3,1)
レディスプレリュード(1,4)→JBCレディスクラシック(2,4)→名古屋GP(2,1)
勝ち馬は、東京大賞典3着以内が例年。2年前は、超スローペースの逃げがハマった年。
近3走に、重賞勝利か、G1・Jpn1の3着以内の実績があるのが理想(非該当の2頭は、前走1600万下勝ち)。
<展開>
逃げたいのは、コパノチャーリー、サルサディオーネ。
行ければ行くのが、ケイティブレイブ、オールブラッシュ。
この枠順なら、コパノチャーリーが主張してハナを取って、外から出してくるサルサディオーネが2番手。
その後ろから、ケイティブレイブ、オールブラッシュ。
2頭を見るようにミツバ、アポロケンタッキーが追走。
ハナ争いにはならないので、淡々としペースで進んで2周目向正面に入ってからペースアップしてのロングスパート勝負。
<予想>
◎:ケイティブレイブ
相手は楽になるが、スムーズに外に出せるかの課題あり
○:ミツバ
内に包まれない位置で、力が出せる
<詳細予想>
本命は、ケイティブレイブ
前走の東京大賞典は、内枠から出たなりで出して行って、離れた5番手から追走。
3コーナーに入る前からじわっと進出して、直線で外に出して追い出して一旦先頭も、外からオメガパフュームとゴールドドリームに差されて3着。
前のペースには付き合わずに、流れに乗って抜け出したように見えたが、あれでは差される。
この馬は、トップスピードの速さがあまりない弱点を、前に行くことでカバーして、瞬発力ですっと加速して持続力で粘って好走するタイプ。
ペースが流れていたとはいえ、コーナーで脚を溜めて直線に入ったところで、すぐ後ろにオメガパフュームとゴールドドリームがいる状態では、トップスピードの速さで劣るので差してくださいというレース。
チャンピオンズCと同じで、不安材料は福永騎手の乗り方。
2017年の帝王賞で、出遅れて結果的に差す競馬ができてしまってから(相対的に差したように見えただけで、前崩れで勝手に相手が止まっただけ)、消極的な騎乗で負けさせていた。
2018年のJBCでも、同じようにハイペースになったことで差す競馬ができたことで、福永騎手が消極的になることを不安材料として予想に書いていた。その、悪い方の想定が当たって、前にも出して行かずにスローペースに付き合って惨敗したのがチャンピオンズC。
今回は、相手が楽になるので、相手を舐めてどう乗っても勝てると考えた乗り方をすると負ける可能性も十分にあると考えている。
さらに枠順的に、内で包まれる可能性がある。
オールブラッシュに外で蓋をされると、2周目向正面に入るところで、前の2頭の外に出さないと、自分から動けない位置に閉じ込められて後手に回る可能性が出てくる。
本命にはしたが、スムーズに外に出せなければ、取りこぼしもあると感じる。
そうは言っても、余程下手に乗らなければ、一番勝つ可能性が高いので本命。
対抗は、ミツバ
前走の名古屋グランプリは、少し出して行って5番手から追走。
1周目向正面で、ペースが落ちたので早くも進出して2番手まで上がって、グリムにプレッシャーをかけて、そのまま2番手。
2周目向正面からグリムのペースアップについて行って、4コーナーで並びかけて、直線に入って交わしたが、グリムの後ろでじっとしていたチュウワウィザードに差されて2着。
負けてはしまったが、グリムに楽をさせないようにプレッシャーをかけて潰して、チュウワウィザードが漁夫の利を得る形になっただけ。
それも東海Sでインティの楽逃げに食らいついたように、チュウワウィザードの強さがあってのもの。
また、去年の名古屋グランプリは、かなりは速い時計。
かなりレースレベルが高かったと考えている。
カツゲキキトキトが、過去2年連続3着(17年2:44.1、16年2:43.5)だった時計より1秒以上速い時計(2:42.5)で走っているのに、1.8秒差負け5着が、レースレベルの高さを表している。
この馬は、加速するのに時間がかかるが、長くいい脚が使えるので、相手が止まったところを差してくるタイプ。
トップスピードの速さはあるので、ペースが落ち着いても安定して差してこれるのが強み。
地方交流重賞になると、地方馬もいてテンの脚の遅さの影響が少なくなって、位置取りが良くなるので、展開の影響を受けにくく、力は出しやすくなる。
あと前走やエルムSのように、内枠に入ってしまうと外から被されて、下げて外に出す手間が出てしまうので、今回のように出たなりで外を走れるのはプラス材料。
加速に時間がかかるので、コーナーで緩む川崎だと乗り方が重要になってくる。
※超小回りの名古屋を対応できる器用さがあるので、小回り自体は問題ない。
そのポイントが、2周目向正面で、外から進出できる位置(加速について行ける位置)にいること。
内で追走すると、前がペースアップをしてからスピードを上げることになるので、加速の遅さから後手の競馬になってしまう。それが今回の枠なら出たなりで中団やや前の外を取れそうなので、力は出せる。
馬場的にも、今の川崎は差し・まくりが決まる馬場なので、最高のタイミングで仕掛けることができてケイティブレイブと1馬身差以内で直線に入れれば差し切る可能性すらあると考えている。
白山大賞典の惨敗が気になるかもしれませんが、金沢は圧倒的最内1頭分が有利なコース。先週の大井のように、最内を通れなくて失速しただけ。全く気にしないでいい。
印は、この2頭だけ。
これ以下の印を付けるならオールブラッシュ、アポロケンタッキー、サルサディオーネになるが、どの馬も当てにならない。下手に手を広げて安めを引くくらいなら、ミツバが3番人気になりそうなので、馬連1点で勝負することにした。
※以下は、買わない馬の評価。
<中央馬>
オールブラッシュ
前走の浦和記念では、出遅れてしまって、6番手から追走。
淡々としたスローペースで進んで、どの馬も動かなかったので、2周目向正面の残り600mで外に切り替えて一気に進出。
そのまま先頭まで出て、そのまま一気に差を広げて4馬身差の完勝。
12.5 - 11.4 - 12.4 - 13.0 - 12.9 - 13.0 - 13.0 - 12.0 - 12.1 - 13.1
前に行かない競馬で結果が出たのには驚いたが、いろいろなことが重なっての勝利。
まず、グリムの内田騎手の乗り方。
前にいた2頭は格下だったので、いつでも先頭に出れる考えから、かなり仕掛けを遅らせていた。この日の浦和はかなり時計が出ていたので、道中13.0秒のラップは、かなりのスローペース。
次に、アポロケンタッキーを理解していなかったモレイラ騎手の乗り方。
この馬は、揉まれない方が良くて、加速も遅い馬。好位内で追走して、スローペースだと、全体のペースアップについて行けないのは当然。さらに、外のクリソライトがグリムの後ろをついて行って、外に出すタイミングも全くなかった。
これが重なって、残り600mまでペースが上がらず、外に出して先に仕掛けて一気に1.0秒ペースアップ。ラスト3F12.0 - 12.1 - 13.1で押し切った。
川崎記念をスローペースで逃げ切っているように、緩急のあるペースは得意なので、スローペースを自ら動いて適性にもあった。
このように、有力馬2頭が下手に乗ったことで、この馬の適性にピッタリ合う形ができ上っている。
そもそも、前走はできたが、今回も差す競馬で力が出せるとは限らない。
また、2周目向正面から全体のペースが上がって、外からミツバも動いてくるはずなので、前走のようなスローペースで淡々と進んで3コーナー手前から上がり勝負はありえない。
逃げられるメンバーなら怖さはあるが、前に行きたい2頭がいて、前走の勝ち方から主張してハナを取る乗り方はない(相手が、出遅れたりしなければ)。
自分の形にならないともろい馬なのは、過去の成績から明らか。3着候補筆頭も怪しさがあるので、馬券は馬連として消した。
アポロケンタッキー
前走は、外枠だったので積極的に前に行かせて、スーパーステションについて行って2番手。
馬場を考えれば速いペースだったので、直線で失速。
この馬は、瞬発力はあまりないが、スピードに乗ると長くいい脚が使え、トップスピードはある程度あるので、速い上がりにも対応できるタイプ。
コーナーで緩む川崎は、適性には合わない。
去年は、スローペースを2番手で追走して、そのまま追いかけての2着。位置取りが良かっただけ。
ローテ的にも、使って何とか刺激を与えようとしているが、帝王賞の惨敗から馬のリズムが崩れたのか、安定して力が出せなくなって自分から止めるところも見せている。
このメンバーで前に行く脚はないし、敵の前に自分との闘いがある状態では期待できない。
コパノチャーリー
前走は、出遅れて自分の競馬ができずに、惨敗。
あれは仕方ない。
この馬は、平均ペースで逃げて、持続力を生かして好走するタイプ。
この適性なので、一定ラップで流れる小回り1700mを得意としている。
コーナーで緩む中京の名鉄杯で2年連続好走しているが、夏のローカルオープン特別のメンバーだから、マイペースで逃げて好走できているだけ。
逃げれそうではあるが、2100mの距離、コーナーがきつくて強制的に緩急のあるラップになる川崎、相手が重賞レベルと考えると3角を先頭で入って掲示板に残れれば上出来。
私の想定的には、2周目向正面のペースアップで遅れる。
サルサディオーネ
牝馬限定のTCK女王杯があるのに、ここに使ってきたのは、左回りの方が力を出せるから。
クイーン賞では、アイアンテーラーとのハナ争いをせずに、2番手から競馬して2着。
前に行って持続力を生かして長く脚を使うタイプなので、船橋はピッタリだった。
2番手から競馬ができたのは収穫だが、今回は相手が違いすぎる。
川崎のように緩急のあるペースでは、オープン特別の新潟のBSN賞を勝ったが、あのレースは超スローペースの逃げ。
コパノチャーリーがいなくて逃げる競馬なら、可愛がってもらって3着になる可能性が上がったが、2番手からでは厳しい。
<地方馬>
正直、トップクラスがみんな逃げて、2月の金盃や報知グランプリカップに使うので勝負にならない。とりあえず、書いてはおく。
ポッドジョイ
現状B2格で、掲示板に載れるかどうかという走り。回ってくるだけ。
アサクサポイント
元中央1600万下だが、2014年の話。前走は、展開ドはまりでの一発がハマっただけ。
レベルが低かった2017年の名古屋グランプリで3.8秒差負けしているのが現状。
カガノカリスマ
笠松でも着拾いの乗り方で、3着を取るのが精一杯。
日本テレビ盃では、5.5秒差負け。回ってくるだけ。
ツィンクルソード
中央では、芝の1400mでオープンクラスまで上がったが、頭打ち。
地方に移籍したが、ダート適性がない。
コスモマイギフト
笠松でも最下位が安定なので、回ってくるだけ。