人気ほど差があるかな…というメンバー構成。

人気を集めるユメノホノオ、昨年の覇者ガルボマンボはともに前半から攻めて行くタイプではなく、その２頭が揃って内枠に入ったのがポイント。外からスッと行ける実力馬がいれば、差し込むのはイメージほど簡単ではない。

そこで狙いたいのは…

【本命馬】◎デシジョン

実績的には格下だが、改めて地力強化を印象付けたのは３走前のだるま夕日賞。外枠でチグハグな競馬ではあったが、ラストでグイグイ伸びて来て３着。吉原騎手が上手く運んだモダスオペランディと比較しても、そこまで力差があるとは感じなかった。

もともとしぶとい伸びが武器で、スタミナは豊富。距離延長大歓迎で融通も利くロージズインメイ産駒で、初となる１９００ｍはむしろプラスになりそう。使うごとに成長を感じる近走内容からも、トップクラスと差のない地力をつけて来た。あとは、外からスッとリズム良く行ければ…。

〜対抗以下＆穴馬〜

相手はガルボマンボが筆頭。近走は距離不足や外枠に泣いていたが、この舞台なら流れに乗れる。能力的にも巻き返し必至。

３番手にモダスオペランディ。なかなかバテないタイプで、距離延長は大歓迎。

当然実力馬ユメノホノオも有力。ただ乗り難しい面があり、隊列が決まってしまうと自分から動くしかない。人気ほど楽な競馬にはならないのでは。