勝負気配濃厚

09 サーマルソアリング 園田・西村淳也騎手・1870m・前走2着

サーマルソアリングは初ダートでいきなり、前年のチャンピオンズCより速いタイムで馬ナリ大差圧勝した大器。前走で連勝は止まったが、休み明けで格上がり緒戦、決して悲観する内容ではなかった。秋の大舞台に向けまだまだ賞金が足りない中、牝馬ダートグレードに出走が叶った今回は、絶好のチャンス。陣営としては、ここは何としても勝って賞金を加算したいところ。能力上位にもかかわらず、実績がないため、斤量54キロで出走できるのは有利だし、前走を叩いての上積みも見込める。中心に推す。

ライオットガールは前走、クイーン賞で4着。1番人気を裏切ってしまったが、ハンデ2キロ増の上、馬体重も10キロ増。やや仕上げも手緩かった。今回は斤量1キロ減。調教は前走以上に動いており、絞れていれば即巻き返しは可能。対抗に推す。

アーテルアストレアは前走、クイーン賞1着。改めて力のあるところを示した。ただ、今回は調教で動かないタイプとはいえ、未勝利馬にも遅れ続き。左回りから右回りに替わるのもマイナス。力は認めつつ。3番手まで。

神奈川記念1、2着のヴィブラフォン、キャリックアリードが押さえ。キャリックアリードが前走、クイーン賞で3着だったことを考えれば、一角崩しの可能性は充分にある。

馬券はサーマルソアリング−ライオットガールの2頭軸で。