負けて強しの内容でこの相手なら!
<予想>
◎:オーマイグッネス
前走は展開不向きで負けて強し
○:メタスペクター
力はあるのでひと叩きしての良化度次第
▲:コロンバージュ
仕掛けるタイミングが噛み合えば
△:リンクスショウ
少頭数の一団なら3走前のように
<予想詳細>
本命は、オーマイグッネス
前走(B2:船橋1600m)は、大外だったのでじわっと出して2番手取って、外から2頭に絡まれても主張して2番手のまま追走。3コーナーで外から並びかけられて抵抗。早め先頭で直線で粘っていたが、2頭に差されて1.2秒差3着。
1コーナーは出ムチをガンガン入れて4番手を取った馬の影響で速くなり、3〜4コーナーは13番人気の馬が玉砕覚悟の早仕掛けで動かされて、無駄に脚を使わされていた。
上位馬の1コーナーでの位置を見ると、1着12番手、3着9番手、4着11番手。ペースが流れて明らかに差し・追い込み有利。明らかな展開不向きを2番手から押し出されての早め先頭。3着に残ったのは、負けて強しの内容。
前走は想定外の馬にリズムを崩されたが、今回はマイペースで逃げられそうなのが魅力。
現状は「B2」を走っているが、2歳時の門別ではベルピット(道営三冠馬、23年ダービーグランプリ3着)と互角の走りをしていたくらいの馬。成長力で差がついてしまったが、3歳時は羽田盃8着、東京ダービー7着。「B1B2」なら楽に勝てるレベルの走りは見せていた。
去年7月以来の休み明けだった2走前の走りでも、この相手なら勝てる。前走のように、想定外の複数の馬が玉砕覚悟で動いてきたりしなければ勝てるので期待する。
相手は、3頭選択。
メタスペクター
前走(B1:船橋1600m)は、スタートで酷いつまずき。外枠だったので外に切り替えて、1コーナーまでに前に行って3番手で追走。盛り返していい位置を取ったが、休み明けに加えて、逃げた馬が9馬身差で勝つ展開を前にいたので早々に失速。走る時と走らない時の差が激しい馬なので、負け方は気にしないでいい。
今回は、ひと叩きして少頭数の大外に入ったのは魅力。3走前の青柳特別(B1B2)の内容が、かなり良かったので能力はある。その時も外枠から好位外をすんなり取ったレース。ひと叩きしての良化度次第で一発があっていい。
コロンバージュ
前走(B2:船橋1600m)は、すぐ外の馬が内によれて接触する不利があって後方3番手から追走。3コーナーの少し前から動き出して、大外から最後までじわじわ伸びてきたが4着まで(3着オーマイグッネスとクビ差)。展開は向いたが、4コーナーから直線に入るところで外を走りすぎたのがもったいなかった。
今回は、展開は向きそうにないので、仕掛けるタイミングが噛み合うかが重要。2戦連続でオーマイグッネスが3着だったレースで4着に持ってこれているので、仕掛け遅れなければ好走できていい。
リンクスショウ
前走(B2B3:川崎1600m)は、スタートは出たが控えて後方4番手で追走。縦長の展開になって3コーナーから進出開始。最内をロスなく走らせて、直線に入ってから外に出していい脚で伸びて2着。展開が向いて、好騎乗もあったが、休み明けをひと叩きして良化があったからできた好走。
今回は、3走前のように少頭数で一団で流れそうなメンバー構成。その展開だと勝つまで持っていくのは難しくなるが、長く脚を使える長所を活かして馬券圏内争いに加われていい。