22年４月に現行の競馬場へ移設。船橋と同じスパイラルカーブ採用で直線距離が長くなった上に、このレースはハンデから別定に変更。地方全国交流・梅見月杯オープン１着のメルトは昨年、52kgで3秒5差８着だったのに対し、ヘリオスは22年が57.5kgで0秒2差２着、23年が58.5kgで0秒7差３着、ラプタスは22年が59kgで0秒3差３着。ＪＲＡ勢が中心の争いになりそうだ。

ＤＧ２連勝中の５歳馬サンライズホークは、ＪＲＡのダートでは1200ｍまでしか経験がなく、前２走で1400ｍの距離を克服。母はＪＲＡのダ1700、2400ｍで２勝、叔父サンライズプリンスは芝1600ｍのニュージーランドＴ１着、ＮＨＫマイルＣ４着。１周1180ｍ、直線240ｍのコースならば初の1500ｍ戦でも割り引く必要はないだろう。前々走は中１週の佐賀遠征でマイナス９kg、３か月半ぶりの前走がプラス20kgでの連勝とまだまだ成長途上といった印象。

キャリア８戦の４歳馬ペリエールは、デビュー３戦目の川崎1600ｍ・全日本２歳優駿で0秒2差３着。当時の勝ち馬デルマソトガケは昨年の米・ＢＣクラシック２着、２着馬オマツリオトコは佐賀・サマーチャンピオンでサンライズホークの２着。武蔵野Ｓではヘリオスに先着と３か月半ぶりでも狙い目は十分だろう。

斤量有利なヘリオス、前走は競走除外明けで６か月半ぶりだった地方ＤＧ[4-1-2-2]のシャマルが強敵。３走前のテレ玉杯オーバルスプリントでは54kgながら昨年のかきつばた記念２着馬ドライスタウトと0秒1差、ラプタスには先着していた船橋・スマイルウィもおさえておきたい。