佐賀競馬は11日のレースを見ても、各馬が砂の深い内寄りをはっきりと避けて、中〜外を通る競馬が続いています。佐賀記念は2000ｍ戦なので、道中で外にスイッチをしようと思えばできまずが、それでもスタート直後から砂の走りやすい部分を走れる中〜外枠の馬に利はあります。
　最内１番枠のマンダリンヒーローは遠征自体は米国遠征でクリアしていますが、枠順的には相当試練。またＪＲＡ馬相手に互角に対応できる裏付けが現状はありません。
　グランブリッジの２番枠も微妙な位置。安定はしていますが、勝ち味に遅い。
　この相手で右回りなら、◎ノットゥルノの力が一枚上でしょう。前走・東京大賞典（４着）は勝ち馬ウシュバテソーロを物差しにすれば上質。何よりこの枠なら自分のリズムで走れます。今の状態なら59キロでも。
　相手妙味は２年前の優勝馬ケイアイパープル。
　キリンジは休み明けの東海Ｓが悪くなく、叩き良化で前進見込めます。
　メイショウフンジンは逃げの一手。内を避けて、マイペースで走れれば。