ダートスプリント最強馬へ負けられない戦い!
馬番 馬名 指数
1 カミノコ 725
2 アップテンペスト 637
3 トーセンキャロル 713
4 ミラコロカナーレ 676
5 リュウノユキナ 825
6 ドンフランキー 834
7 サンライズホーク 775
8 リメイク 838
9 アポロビビ 673
10 オーロラテソーロ 822
11 ノースリュシオル 629
12 スマートダンディー 710
13 スティールペガサス 738
14 スペシャルエックス 721
※指数最高値との差が50以内の馬の中から買い目を決めています。
◎8:リメイク(指数838)
ダートスプリント路線で頂点に立てる器で、ここでは負けられない。
3歳春の時点でオープンを勝ち、早くから素質の片りんを見せていた本馬。
その後は距離が長かったユニコーンSは6着だったが、出遅れながら勝ち馬から0秒2差まで迫ったように、負けて強しの内容だった。
昨秋は浦和のオーバルスプリントで0秒2差の2着に入ると、暮れのカペラSでは距離短縮に上手く対応して、4馬身差の圧勝。
他馬が止まって見えるとはまさにこのことで、ダート短距離界に新星誕生を予感させた。
その後は海外遠征を挟んで、仕切り直しの一戦となった前走のプロキオンSでは、逃げ馬を捉え切れずクビ差2着に惜敗。
スタートを決めて好位直後で前を射程圏に入れたレース。
直線の坂で2番手へ上がったが、そこから勝ち馬がしぶとく、僅かに及ばなかった。
とは言え久々で58キロを背負って後続は6馬身離しており、負けて強しを印象づけた。
3か月半ぶりだった前走を使って、状態は上向いている。
今週の追い切りでは、栗東坂路で2歳新馬との併せ馬。
一杯に追われた相手に対して、0秒5の先行からこちらも一杯に追われて0秒4先着した。
4F52秒4、ラスト1Fは11秒9と好時計ヲマークして、仕上がりの良さが伺える。
カペラSで、芝並みの時計で4馬身差圧勝したように、ベストは1200m。
距離短縮はプラスで、前走から3キロ減の55キロで出走できる点も有利だ。
ここは能力の違いを見せつけて、秋の大舞台へと弾みをつける。
〇6:ドンフランキー(指数834)
前走のプロキオンSで重賞初制覇。
芝スタートでの進みが良く、すんなりと主導権を取ると、あとはマイペースで運べた。
楽な手応えで4角を回って直線の坂でリードを広げると、ラストこそリメイクに詰め寄られたがクビ差凌ぎ切った。
距離短縮の一戦だが、この距離では2走前に2馬身差の逃げ切り勝ちを収めており、十分守備範囲だ。
今週の追い切りでは、栗東CWコースで古馬3勝馬との併せ馬。
先行遅れも、一杯に追われて5F67秒7、ラスト1Fは11秒6と時計も動きも上々で、遅れの心配はないだろう。
リメイクとの一騎打ちと見るが、斤量差が無くなる点と、相手の得意距離に替わる点で、若干割り引いた。
とは言えハナを切ってマイペースで運べれば、逃げ切りまで期待できるだろう。
▲5:リュウノユキナ(指数825)
スプリント重賞の安定勢力で、近走内容からここも好勝負になるだろう。
3走前のカペラSでは、出遅れながらも終い良く追い込んで2着。
出遅れ以外はほぼノーミスだったが、勝ち馬リメイクの鬼脚には成す術がなかった。
海外遠征帰りの前走東京スプリントでは、好位から最内を鋭く伸びて0秒1差の快勝。
2着馬が次走で重賞勝ちしたように、強い相手に貫録を示した。
それ以来の4か月ぶりの実戦だが、順調に仕上がっている。
1週前追い切りでは横山武騎手が跨り、美浦南ウッドコースでの単走追い。
強めに追われて、5F64秒8、ラスト1Fは11秒5と終いの伸びは上々で、久々の不安は無さそうだ。
8歳でも衰えは感じさせないが、3走前に完敗の本命馬は強力だけに、前々で立ち回ってしぶとさを生かせれば好勝負になるだろう。
△10:オーロラテソーロ(指数822)
一時期は振るわなかったが、東京盃3着、前走のオープン勝ち。
復調とともに、控える競馬を身に着けたことも大きく、自在性を武器にこのレース連覇に挑む。
1週前追い切りでは、美浦南ウッドコースで3歳未勝利馬との併せ馬。
馬なりの相手に対して、0秒4の先行から馬なりで0秒2先着した。
5F68秒1、ラスト1Fは12秒8と、時計も動きも上々だ。
近走で結果を出しており、ここも控える競馬になりそう。
雨で高速馬場が見込まれるが、前有利の馬場でどのように立ち回るか注目したい。