◎バーデンヴァイラーは休み明けのシリウスＳ（15着）は稽古でも動いていませんでした。前走・チャンピオンズＣ（14着）も良化途上。ただこの中間は明らかに調教を強化しています。優勝したマーキュリーＣを含めてこれまではＷコース中心の調教でしたが、今回は坂路も併用して調教を強化しています。１月26日には坂路４Ｆ51秒５。２月１日には坂路４Ｆ50秒５。これだけ動いていて、結果が出なければ、気性面の問題としか言えません。馬格的にも佐賀のパワーダートは合うタイプ。力で推すタイプなので、瞬発力より持久力が問われる舞台設定は向きます。絶好枠。この枠から好位で流れに乗れれば、取りこぼしは考えにくいメンバー構成。
　相手筆頭は東京大賞典で見せ場をつくったラッキードリーム。門別を含めていろんなコースで結果を出している経験値は大きいです。
　カフジオクタゴンは白山大賞典だけ走ればと思う半面、当時も小回りに苦慮した印象もあり、ここは試金石。
　穴っぽいのはデルマルーヴル。カラ馬が影響した東海Ｓ（13着）は参考外。
　問題はＪＲＡで穴人気になりそうなジャズブルース。血統的には延びてＯＫなのですが、元々は1400付近が巧者で、本質的には2000の持久力勝負は向かないかもしれません。印を打った４頭と比べると、重賞の経験値で劣ります。