ここは1200ｍを中心に使ってきた馬か？それとも別路線を使ってきた馬を狙うか？評価は分かれるところ。
　人気は優駿スプリントトライアルを快勝したティアラフォーカスでしょう。稍重の時計が出やすかった馬場とはいえ、１分11秒８は速い。ただ、問題はここ２戦が湿ったダートできょうは乾いた馬場。本質的には先行型だけに、他の速い馬がどれだけ絡んでくるか？引いた場合は「内枠」なので、もまれるレースになった時に多少不安は残ります。
　個人的には激流必至で差し馬台頭の展開とみます。
　◎プライルードはクラシック路線を歩んできましたが、母の父がサクラバクシンオー。母アンソロジーは完全な６Ｆ型だったので、1200ｍの短縮はプラスでしょう。全日本２歳優駿３着の実績は、マイルとはいえ光ります。もともとは門別1000の新馬戦で楽勝デビュー。1200なら変に脚をためずに、スピード勝負できます。もまれにくい大外枠もきょうに限ってはいいのでは？
　前走1200でも機敏に対応したスティールルージュは牝馬で57キロがどう出るかだけ。
脚力はここでも上位候補。
　スタースタイルはそのスティールルージュに前走で感パウでしたが、初めての船橋で対応できたのは好感。地元大井なら。
　穴っぽいのはミゲル。ここはまず差しでしょう。元々、船橋ダート1000で逃げ切りデビューＶ。長いところを使ってきましたが、距離は問題ないはずです。