当然最初に考えなければならないのは、同レース２年連続勝利中のレーザーバレットから。斤量は一昨年が54キロ、昨年が55キロ、そして今年が56キロ。まずは好材料とはいえない。ただローテとしては一昨年の『かきつばた記念』２着『サマーチャンピオン』３着と同じで、今年は６着・４着ときている。ただ斤量近２走は58キロなので、９歳とはいえ、馬の状態としては例年程度と考えていい。それよりは『オーバルスプリント』３年連続勝利中の戸崎圭から岩田になったことのほうが大きい。ただ浦和の同コースがかなり合っている馬。馬券軸とまではいえないが、複勝圏内には必ず入れておかないといけない１頭といえる。
　やはり軸は◎サイタスリーレッド。中央の500万からオープンまでを４連勝できる馬は能力として疑いようはない。前走の『クラスターＣ』での負けはペースうんぬんよりは展開として他馬に利したということ。鞍上に戸崎圭を迎えればこのコースで取りこぼしの可能性は低いだろう。この馬の１着付けと２着付けの馬券でいけるだろう。

　候補３番手は▲ブルドッグボス。前走での34.1秒の上りで差し切ったのはお見事。しかし馬体重マイナス16キロからの今走で反動は心配。1200ｍでキレすぎという点も1400ｍになってどうかというのはある。
　一発あるとすれば、50キロの軽量３歳牝馬☆リエノテソーロのほう。前走東京ダートマイル戦での７着は、わずかに芝スタートからのダートという点に馬も迷ったのではないかという可能性がある。まだ底を見せていない点では期待感あり。
　もう１頭の穴候補は☆モンドクラッセ。タイム指数平均値順ではサイタスリーレッドを差し置いて１位となっている馬。こういう馬は地方競馬でも一発を出すことがある。
　あとは３着候補で△リアライズリンクスと△サトノタイガー。狙いは３連単。◎の１着付けと２着付けのフォーメーションで買う。